2025年作品、木下麦監督、小林薫 戸塚純貴 満島ひかり 宮崎美子 ピエール瀧 安元洋貴 斉藤壮馬 村田秀亮 中山功太 花江夏樹声の出演。
無期懲役囚の老人、阿久津実(小林薫)が独房で死を迎えようとしていた時、人の言葉で話すホウセンカ(ピエール瀧)に声をかけられたのを機に、過去を振り返り始める。1987年の夏、ヤクザの阿久津(戸塚純貴)は兄貴分として慕う堤(安元洋貴)の世話で、6歳年下の那奈(満島ひかり)と息子の健介と一緒にホウセンカが庭に咲くアパートで暮らし始める。 幸せな日々を送っていたが、ある日、阿久津は大金を工面しなければならなくなり、堤と共に組の金庫にある3億円の強奪を企てる。
監督は木下麦、「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/08/24/180000 を記事にしています。
これは木下監督と脚本を手掛けた漫画家の此元和津也が再びタッグを組んだ力作ということで、ちょっと足を伸ばして見にいきました。
しゃべるホウセンカ、でもそれは生まれたばかりの赤ん坊と、死期が迫った人間だけということで、そこはちょっとオカルトっぽいんですが、それ以外はしっかりとしたドラマになっています。
声優陣もしっかりとしていて、役者さんの声の演技も良かったですね。
一発逆転の意味はなんだろう? そう考えさせる作品でしたが、人を殺めたらちゃんと報いはあるんでしょう。















