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シェラ・デ・コブレの幽霊

1964年作品、ジョセフ・ステファノ監督、マーティン・ランドー ダイアン・ベイカー ジュディス・アンダーソン レナード・ストーン出演。

著名な建築家ネルソン・オライオン(マーティン・ランドー)は、心霊調査員というもうひとつの顔を持っていた。 ある日、盲目の資産家ヘンリー・マンドール(トム・シムコックス)から「死んだはずの母親から毎晩電話がかかってくるので調査して欲しい」という依頼が舞い込む]。 調査のため、ヘンリーの美しき妻ヴィヴィア(ダイアン・ベイカー)と共に母親の眠る納骨堂に行くと、棺の蓋は開き、そばには電話が置いてあった。 その時、恐ろしげな女の幽霊が現れて禍々しい悲鳴を浴びせ、ヴィヴィアはショックのあまり気絶してしまう。
そのままネルソンの家に運ばれ、目覚めたヴィヴィアは、ネルソンの家の壁に教会の油絵が飾られていることに気付く。 その教会のある村の名は「シェラ・デ・コブレ」と言った。 かつてその村では、女の幽霊によるアメリカ人女教師殺害事件があり、村から依頼を受けてネルソンはその事件の調査をしたことがあったのだった。

監督はジョセフ・ステファノ、基本は脚本家ですが、今作では監督を務めています。 共同監督という話もありますね。 あの名作の脚本にも参加しています。
ネルソン・オライオン役はマーティン・ランドー、「手紙は憶えている」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14535150 が遺作となっています。
ヴィヴィア役はダイアン・ベイカー、「ジョイ・ラック・クラブ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12997958 に出演していました。この作品続編が進行中のようです。

やっと見れました!
長いことソフト化が待望されていましたが、なんとAmazon primeで唐突にアップされ、今はしっかりと見れますね。 それも81分版で、たっぷりと見れる状態ですね。
日本では昔テレビで放送されましたが、アメリカでは未公開作品となっていて、お蔵入りとなり権利の関係で長いこと見れなくなっていた作品で、どうして公開されなかったかというと一説にはあまりに怖かったため、公開できなかったという逸話もあります。
金沢映画祭で公開されたり、段々と幻の作品が有名となり、なんと「探偵ナイトスクープ!」でもこれが特集された回もありましたね! 見れる環境の方は是非見ておいた方がいい。