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ハウ

2022年作品、犬童一心監督、田中圭 池田エライザ 野間口徹 渡辺真起子出演。

婚約者(深川麻衣)にあっさりフラれ、人生最悪な時を迎えていた役所職員・赤西民夫(田中圭)。 横浜で一人空虚な日々を送る彼は、上司の鍋島史郎(野間口徹)に家に呼ばれ、妻の麗子(渡辺真起子)から飼い主に捨てられて保護犬になってしまった真っ白な大型犬を、飼ってみないかと言われ、飼うことになってしまう。

犬はワンと鳴けず「ハウッ」というかすれた声しか出せない。 とびっきり人懐っこいこの犬を、民夫は“ハウ”と名付け、1人と1匹の優しくて温かい日々が始まった。 民夫にとって最初は戸惑うことも多かったハウとの暮らしだったが、何をするにもいつも一緒な“2人”の絆は次第に深まり、いつしかかけがえのない存在となっていった。 ハウと民夫の最高に幸せな時間はずっと続くと思っていたのだが。

監督は犬童一心、「最高の人生の見つけ方」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/25/060000 を記事にしています。
赤西民夫役は田中圭、「女子高生に殺されたい」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/10/060000 を記事にしています。
池田エライザは、「真夜中乙女戦争」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/01/26/060000 に出演でした。

保護犬を描いたこの作品、だいたい飼い主とペットの感動作になっていくという展開が予想されますし、実際このハウが、あることから遠く離れたところに取り残されてしまう展開、そして民生を目指して。
しかし途中出会ういろんな人たちの中には殺伐とした存在もいます。 そこが監督ならではの味付けのような気がします。
ハッピーエンドとはいきませんが、何がハウにとって幸せなのかを、また民生の今後もどうしたら良くなっていくのか、そう言った意味ではある意味正解のラストだった気もします。