2020年作品、石井裕也監督、仲野太賀 若葉竜也 大島優子 パク・ジョンボム 毎熊克哉出演。
山田厚久(仲野太賀)と武田(若葉竜也)は幼馴染。 厚久は結婚しており、5歳の娘がいる。 平凡だがそれなりの生活。だがある日、厚久が会社を早退して家に帰ると、妻の奈津美 (大島優子)が見知らぬ男と情事に耽っていた。
あまりにも急なことで、厚久は怒ることもできなければ悲しむこともできない。 感情に蓋をすることしかできなかった。 その日を境に厚久と奈津美、武田の関係は歪んでいき、物語は予期せぬ展開へと向かっていく。
監督は石井裕也、「茜色に焼かれる」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/27/060000 が近作ですね。
主演は仲野太賀、「ONODA 一万夜を越えて」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/24/060000 に出演でした。
親友の武田役は若葉竜也、「前科者」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/02/04/060000 に出演でした。
そして大島優子、「とんび」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/04/14/060000 に出演でした。
見ていて苦しい作品でしたね。 全部ドラマとして描き切らないところは、想像をしながら見ていき、たまに振り返るように戻る作り。 いろんなことを引きずりながら、人間は誰しも生きていますが、その微妙なバランスが狂うと、一気に決壊していってしまう、今作は、たまたま風邪を引いて早退したことで全てが壊れていきます。
でもある程度時間の問題だったかもしれません。