anttiorbの映画、映像の世界

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荒れ野

2021年作品、ダビド・カサデムント監督、インマ・クエスタ アシエル・フローレス ロベルト・アラモ ビクトル・ベンフメア出演。


19世紀のスペイン。 立て続く戦争に国も人々も疲弊し、国民の一部は狂乱から逃れるために社会との断絶を選んだ。 外の世界の戦争から逃れ、荒れ野に囲まれた家に両親と住む臆病な少年、ディエゴ(アシエル・フローレス)は、夜中に目を覚ましてしまい、離れた小屋にあるトイレまで父親のサルバドール(ロベルト・アラモ)についてきてもらっていた。 一人前になるため、サルバドールは飼育しているウサギをひとりで屠殺するようディエゴに指示するが、優しい彼は育てているウサギを殺すことは出来ないと躊躇していると、小屋の外へウサギが飛び出してしまう。 ウサギは遠くへ走っていき、家の周囲に配置されたT字型の印の外まで逃げてしまった。
息子を男らしく育てたいサルバドールと対照的に母親、ルシア(インマ・クエスタ)はディエゴに優しく接していた。
ディエゴの誕生日にサルバドールは彼の名を彫ったライフルをプレゼントし、銃を撃つのも嫌がるディエゴに、ルシアは糸電話をプレゼントする。 そして糸を張り、離れたところから自分の見えるものを相手に伝える遊びを教えてくれた。
その夜、母親の怪談を楽しく聴いていたディエゴに、サルバドールは弱い物を襲う化け物の話を始めた。 背が高く、頬のこけたその化け物の存在を信じているのはサルバドールだけだと言い、ルシアは話を遮る。 次の日、家の近くを流れる川に小さな舟が流れ着く。 中には弾の入っていないリボルバーと自ら首を切ったと思しき血まみれの男が倒れていた。 まだ生きていたその男をサルバドールは介抱しようとした。
男を警戒するルシアはディエゴに「外には悪い人しかいない」と言い聞かせる。 ディエゴとルシアが家の中で過ごしていると、外で介抱を受けていた男が部屋の中に入ってきた。 男は家の外に広がる地平線を指さした次の瞬間、ライフルを手に取り自らの頭を撃ち抜き自死した。

監督はダビド・カサデムント、今作が初めての作品のようです。
母のルシア役はインマ・クエスタ、「ジュリエッタ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14546566 に出演していました。
父のサルバドール役はロベルト・アラモ、「私が、生きる肌」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12142174 に出演していました。

ちょっと前のスペイン、戦争の時代だったんでしょうね。 中には物語のように遠く離れた地域に逃げ隠れながら生活をしていた民がいたということのようですが、この3人家族は別の何かから逃げていたようです。
そして現れた謎の瀕死の男、父は結果自殺してしまった男の亡骸を家族に届けようと去ってしまいます。 そして残された母と息子は何かに追い詰められていくんですが。
ただ心理的な恐怖を描いたのかな? と思いましたが、案外違った展開になっていく作品です。

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