anttiorbの映画、映像の世界

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知りすぎた少女

1963年作品、マリオ・バーヴァ監督、レティシア・ロマン ジョン・サクソン ヴァレンティナ・コルテーゼ ルイジ・ボノス出演。

20歳のアメリカ娘ノーラ(レティシア・ロマン)は、ローマに住む叔母に会いに行くため、ローマ行きの飛行機に乗る。 その機内でノーラは、偶然隣り合わせた男からタバコをもらう。 だが、それは実はマリファナで、男は空港内で麻薬所持で逮捕された。
何とか難を逃れたノーラは叔母と対面するが、叔母は間もなく急死してしまう。 ノーラは叔母の友人だったというラウラ夫人(ヴァレンティナ・コルテーゼ)のもとに身を寄せる。
ある夜、ノーラは街中で女性が刺殺されるのを目撃する。 だが、彼女以外に目撃者がおらず、証拠も残っていないため、幻覚として真面目に受けとってもらえない。
その後も、ノーラの周囲では殺人が次々に起きる。 彼女はすべてがマリファナを吸ったことによる幻覚ではないかと疑い始めるが、空港で知り合ったマルチェロ医師(ジョン・サクソン)の協力を得て調べを進める。
その結果、彼女が目撃した一連の殺人は、10年前に起きた連続殺人事件と全く同じ手口であることが分かる。

監督はマリオ・バーヴァ、実は監督の作品を見ていこうと思っているんですよね。
主演はレティシア・ロマン、もう一作出演作があるんですが、未見ですね。 非常にいい演技で美しいんですが、あまり活躍はしなかった様ですね。
ジョン・サクソンは、「エルム街の悪夢1984年版 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13797975 に出演していました。
ヴァレンティナ・コルテーゼ、出演作の記事はない様ですね。

今作は結構この手の映画の始まりの作品と言われている様ですね。 ジャッロ映画、ジャーロとも言われ、日本ではスリラーとかホラーと一般では言いますが、ダリオ・アルジェントなんかも同じような範疇に入りますし、ヒッチコックの影響も受けているとも言われています。


今作も、謎めいた犯人ぞうと、実際に起こった事件なのかどうかという、目撃者自身の記憶もあやふやなところは、後年色々な作品に影響がある様ですね。 これはなかなか面白かった、監督作品どこまで見られるでしょうか?

 

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