1986年作品、ランベルト・バーヴァ監督、デヴィッド・エドウィン・ナイト ヴァージニア・ブライアント ボビー・ローデス ナンシー・ブリッリアーシア・アルジェント出演。
とある高層マンション。完全オートロック制で警備員が常駐するセキュリティがしっかりしたマンション。 地下には最新の機器がそろったトレーニングジムが入っており多くの人が汗を流し、サウナや日焼けサロンも入っている。 そのマンションの10階に住むサリー(コラリーナ・カタルディ・タッソーニ)の16歳の誕生日を祝おうと友人達がたくさん集まり、ロック調の音楽をガンガン流し盛り上がっていた。 サリーの両親は娘の誕生パーティの為外食中。 サリーの部屋に流れる音楽は隣に住む、ジョージ(デヴィッド・ナイト)と出産間近の妊婦である夫人のハンナ(ナンシー・ブリリ)夫妻の部屋にまで届いていた。
しかし誕生パーティーの主役のサリーは衣装が決まらずいらいらしていた。 おまけに嫌っているジェイコブ(Bruno Bilotta)の訪問を男友達が勝手に了承してしまい、サリーのいらいらは最高潮に達する。 サリーは一人別室にこもりテレビを見始め、デモンズを若者4人が復活させると言う内容で、留守番少年も、犬を飼っている中年女、イングリット(アーシア・アルジェント)という少女もこの番組を見ていた。
あまりの面白さに「悪魔なんて」といいながら夢中で見ていたサリー。 なんと復活したデモンズがブラウン管を突き破りサリーに襲い掛かった。 デモンズにはテレビの画面の中から実体化できる能力が有る。 その頃サリーの友人達はバースデーケーキのロウソクに火を付け主役の登場を待っていた。 友人に呼ばれたサリーはデモンズにやられた傷が疼く中ローソクの火を消した。 血管が浮き上がり我慢できなくなったサリーは男友達の腕をつかむ。 驚く男友達。 サリーの爪が伸び自分の腕に食い込んでいるではないか。 そしてサリーは歯が抜け落ち牙が生えデモンズになってしまう。 慌てて友人達は逃げ出そうとするがどういうわけかドアが開かない。
監督はランベルト・バーヴァ、1作目の「デモンズ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/08/180000 から引き続き監督を務めています。
ジョージ役がデヴィッド・エドウィン・ナイト、初めて見る俳優さんでした。
妻のハンナ役がナンシー・ブリリ、彼女も初めてでした。
今作は正当な続編で、これ以降のナンバリング作品はあまり関係ないようですし、監督作品なんで放題に勝手につけたということのようです。
ゾンビというか、モンスターですね。 まあ悪魔に近い感覚ですが、ひたすら人間を食い殺す、菌というか、体液が入ってしまうとデモンズになってしまうから厄介ですね。究極は子供が返信して、その体内から小さい怪物が出て来て、ハンナに襲いかかるところはなかなか面白かったですね。
しっかり制作参加のダリオ・アルジェントの娘さんが出演していました。