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キングスマン:ファースト・エージェント

2021年作品、マシュー・ヴォーン監督、レイフ・ファインズ ジェマ・アータートン リス・エヴァンス マシュー・グード出演。

英国の名門貴族、オーランド・オックスフォード公(レイフ・ファインズ)は英国軍人であったが、英国という国家の国外における欺瞞と戦場の殺戮に嫌気が差し、軍隊を退役後、世界の戦地に救援物資を届ける赤十字の活動を行っていた。
時は20世紀初頭、1902年の南アフリカにさかのぼる。 英国は南アフリカの領有権を巡り、ボーア人アフリカーナーとの激しい戦い・第二次ボーア戦争を繰り広げていた。オックスフォード公は妻のエミリー(アレクサンドラ・マリア・ララ)、息子のコンラッド(アレクサンダー・ショウ)、執事のショーラ(ジャイモン・フンスー)とともに赤十字活動で英国軍の基地を訪問。 オックスフォード公は盟友の指揮官・キッチナー(チャールズ・ダンス)と、彼の右腕となる副官のモートンマシュー・グード)と基地内で面会するが、ボーア人兵士が放ったライフルの凶弾により、エミリーは命を落としてしまう。
時は流れ、1914年。「羊飼い」を名乗る謎の男が、世界に混乱を巻き起こすべく、とある断崖絶壁の小屋で秘密会議を開いていた。 そこにいるのはロシアの怪僧、ラスプーチンリス・エヴァンス)、女スパイ、マタ・ハリヴァレリー・パフナー)、セルビアのテロリスト、ガヴリロ・プリンツィプ(ジョエル・バスマン)、ロシアの革命家、レーニン(アウグスト・ディール)、ドイツのニセ預言者、エリック・ヤン・ハヌッセンダニエル・ブリュール)など、後に世界を揺り動かすことになるキーパーソンたちで構成される「闇の狂団」であった。 「羊飼い」は彼らに「闇の狂団」のメンバー証である動物の絵柄入りの指輪を渡す。 指輪の中には、自決用の青酸カリが封入されていた。 「羊飼い」の目的は、いとこ同士となるイギリス国王のジョージ5世、ドイツ皇帝のヴィルヘルム2世、ロシア皇帝ニコライ2世トム・ホランダー3役)を反目させ、世界に破滅的な戦争を起こすことであった。
オックスフォード公はキッチナーの依頼を受け、成人したコンラッド(ハリス・ディキンソン)とともにオーストリア=ハンガリー帝国皇位継承者であるフランツ・フェルディナンド大公(ロン・クック)を護衛する。 しかし、オックスフォード公の努力も虚しく、大公はプリンツィプに射殺されてしまう。
そこで、オックスフォード公は女執事のポリー・ワトキンズ(ジェマ・アータートン)に命じて、国家権力に頼らない諜報網の構築を開始した。 独自の諜報網から得られた情報により、ロシアのラスプーチンが世界大戦の元凶になることを察知したオックスフォード公、コンラッド、ポリー、ショーラの4名はロシアの宮殿に潜入。 激しい戦闘の末、ラスプーチンは絶命する。 その後、キッチナーが乗船していた装甲巡洋艦ハンプシャーが魚雷を発射され、沈没するなどの不穏な事件が次々と発生する。

監督は引き続きマシュー・ボーンhttps://anttiorb.hatenablog.com/entry/13454701 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15318643 と2作とってからの前日譚ですね。
主演はレイフ・ファインズ、「時の面影」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/25/060000 に出演していました。
ジェマ・アタートンは、「ディストピア パンドラの少女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15014291 に出演していました。
リス・エヴァンスは、「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/10/060000 に出演していました。

さて一気に時代が遡り、“キングスマン“の創世記、第一次対戦時の英国の立場になります。 大英帝国のやり方に疑問を感じ、赤十字活動をしていたオックスフォード公ですが、妻を失い、失意の中に。 しかし彼は密かにある行動をしていましたが、気掛かりは息子の軍隊志願でしたね。 同じように、日本も戦時中にはそういう事例はありましたが、日本の様な徴兵制ではない感じが当時の英国にはありますね。 特に名門貴族では、たとえ徴兵されてもある意味優遇されますね。 しかし悲劇は起こってしまいますが。
このキングスマンは、基本世界の安定を望んでいますね。 家族の犠牲の中にはじまった平和を求める組織、派手な2部作とはちょっと趣が違いました。


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