鍛えられた精鋭部隊が、中東において要塞のような場所に攻め入っている。指揮官のハリー(コリン・ファース)は一気に敵を追い詰め確保した。 しかし縛られた相手は、まだ爆薬を隠し持っていて、自爆をするその瞬間アンウィンが身を挺して、相手に抱きつき、そこにいたメンバーを救い爆死した。
ロンドンのサヴィル・ロウにある高級スーツ店“キングスマン”の実体は、どこの国にも属さない世界最強のスパイ機関。 “キングスマン”のエリートスパイ、ハリーは、ブリティッシュ・スーツをスタイリッシュに着こなし、組織の指揮者アーサー(マイケル・ケイン)のもとで日々秘密裏の活動を行っている。
ある日、チームの一員が何者かに惨殺され、新人をスカウトすることになった。 殺されたのはベテランのスパイのランスロット(ジャック・ダヴェンポート)、凄腕の彼が殺されたことは、キングスマンとしては大きな痛手であり、各キングスマンが候補者を連れてくることになる。
成長したエグジー(タロン・エガートン)は、母親が再婚した相手がどうしようもない男で、本人も道を踏み外してしまった。 義父のディーン(ジェフ・ベル)は取り巻連中がいて、エグジーはその輩としばしいざこざを起こしてしまう。
腹いせに相手の車を奪い、乗り回しているときに警察に捕まってしまう。 その時彼は子供のころにもらったペンダントを思い出し、そこに電話を掛け、合言葉を言うと、彼はあっという間に釈放された。 そして彼を待っていたのはハリーだった。
しかしその時、ある男の世界野望が着々と動き始めていて、ランスロットを殺したのは彼の仕業だった…
マシュー・ボーンと言えば「キックアス」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6438038.html 「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11667902.html ですが、テンポがよくメリハリの利いた作品には定評があります。
まず安心して見ていられる監督ですし、この作品も期待をしていましたが、私は大満足でしたね。
コリン・ファースがアクションをやること自体、大分意外ですが、頑張ってましたね。 中盤に見せる教会のシーンは圧巻ですね。 リミッターが外れたところが物凄い。 でも意外な展開がこの後に。
また、R15なんですね。 結構グロイ表現が多いんですよね。 まあ遠慮しない監督ですから、わかっていればですが。
物語は、エグジーが実は主役で、彼の成長譚になっており、クライマックスの活躍はなかなかいい感じですね。 そして、教官役のマーク・ストロングがまたいいですね。 厳しい中にほんの少し暖かさがある、これは続編でも重要なキャラでしょう。
もう続編製作が決まっているようですが、これは私は嵌りました。