2018年作品、阪元裕吾監督、土許麻衣 海道力也 田中はるか 上のしおり出演。
祖父（田中義則）、父（海道力也）、母（うみのはるか）、長女（土許麻衣）、次女（上のしおり）、長男（吉井健吾）、次男（松本卓也）という7人家族の福島家。 ある日、祖父・伸介が認知症を発症し、ドライブ中に近所の子供を轢き殺してしまう。 その死体を家に持ち込んだことから福島家は大混乱。 家族全員で伸介に餅を食べさせ殺そうと画策するが、やがて家族は崩壊。 周囲の人々を巻き込みながら福島家の殺し合いが勃発する……。
監督は阪元裕吾、この前作の「ハングマンズ・ノット」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/18/180000 から始めて行った感じがしますね。
主演は長女の様ですが土許麻衣、この作品で初めて見ました。
海道力也は、阪元監督のある意味常連ですね。「最強殺し屋伝説国岡 完全版」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/10/25/060000 では殺し屋の集団のリーダー役をしていましたが、あえなく撃沈します。
アブノーマルな家族を描いた怪作ですが、昔小林よしのりが撮った「逆噴射家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/8032515 にテイストが似ている感じがしますが、痴呆の問題を先取りした様なお話ですね。
もちろんいろんな意味で放送できない作品だと思いますが、今はこういう老人の運転問題が大きな社会現象になっていますから尚更ですね。
