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緊急取調室 FIRST SEASON ④

2014年作品、常廣丈太、本橋圭太演出、天海祐希 田中哲司 速水もこみち 鈴木浩介出演。

第4話 挑発する男

衆議院議員の三木本史郎(神保悟志)が贈収賄疑惑で、警視庁に任意同行された。 本来は捜査二課が扱うべき事件だが、刑事部長・郷原草刈正雄)直々の要望で「緊急事案対応取調班(=キントリ)」が取り調べを担当することに。 さっそく中田(大杉漣)、かつて捜査二課にいた小石川(小日向文世)は三木本の取り調べを開始する。
ところが、三木本は余計な暴言は吐きまくるものの、肝心の贈収賄疑惑については白を切り通す。 だが、そんな三木本を小石川は激しく追及。 遂に、献金を受け取ったのは第一秘書・菅沼俊樹(泉谷しげる)だと供述する。 だが、これが逃げ口上であることは明白。 有希子(天海祐希)らは翌日に菅沼の供述を取った上で、三木本を潰そうと考えるも、証拠隠滅を図られることを危惧する。 ところが釘を刺された三木本は、それほど疑うならば…と自ら進んで留置場に宿泊。 一方、菅沼は三木本の事務所から怪しげな紙袋を持ち、自宅へと戻っていく。
その夜、事件は起こった。 菅沼がパソコンに遺書を残し、青酸カリの入った洋酒の水割りを飲んで自殺を図ったのだ。 遺書には、三木本に迷惑をかけたことを死んで詫びる旨が綴られていた。 だが有希子は、まごころを大事にする昔堅気の菅沼が自筆ではなく、パソコンで遺書をしたためたことに疑問を抱く。

一方、梶山管理官(田中哲司)も三木本が口封じのため、何らかの方法で青酸カリを仕込んだ可能性が高いと考える。
この事件、果たして正真正銘の自殺なのか、それとも三木本による遠隔殺人なのか…!? すべてを解明すべく、有希子と菱本(でんでん)は三木本の妻・唯(田丸麻紀)のもとへ聞き込みに訪れる。一方、小石川と中田は菅沼の事件については伏せた上で、再び三木本の取り調べに挑む。

毎回出てくる捜査一課の刑事のコンビで先輩刑事役が鈴木浩介、「劇場版 奥様は、取り扱い注意」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/03/30/060000 に出演していました。
後輩の方は速水もこみち、「Bの戦場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15910261 が映画の近作ですね。
ゲストキャラは神保悟志、「センセイ君主」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15630905 に出演していました。
そして泉谷しげる、「いのちの停車場」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/06/03/060000 に出演していました。

さて今回は衆議院議員汚職問題の取り調べとなります。 政治犯ということで捜査二課だった小石川と、中田が担当しますが、ここで第一秘書に罪をなすりつけようとする三木元議員。 そこで秘書に話を聞きに行こうとします。 そして三木元は本来は帰ることができるのに、なぜか留置場に泊まることを選択します。 そしてその夜事件が起きます。

なかなか用意周到のある意味殺人未遂事件なんですが、やはりこのお話を見ると政治家の世襲制には問題があるということに一石投じた作品に思えますね。

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