2021年作品、キム・テヒョン監督、イ・ソンミン パク・ヘジュン キム・ユジョン ナム・ダルム出演。
2500年前、人間を苦しめようとある妖怪が地獄の門を開いた。 釈迦は妖怪の力の源である二つの目、赤い目と黒い目を封印しようとした。 黒い目はすぐに捕まったが、赤い目は人間に次々と乗り移り逃走した。
しかし、8日目に赤い目は捕まった。 二つの目は舎利容器に封印され、それぞれ離れた場所に隠された。 決してこの二つを交わらせてはならない。
2005年、キム教授(Choi Jin-ho)は砂漠で赤い目が封印された舎利容器を発掘した。だが、世間は遺跡偽造だと教授を責め立てた。 教授はこの世を恨み、復讐を果たそうと赤い目を復活させた。
黒い目の舎利容器を守っているハジョン僧侶(イ・オル)は、すぐにそのことに気付いた。 絶対に二つの目を交わらせてはならない。 伝承では赤い目は7人の人間に乗り移り、8日目に黒い目と一つになるといわれているのだった。 ハジョンは若い僧侶のチョンソク(ナム・ダルム)に、パク・ジンス(イ・ソンミン)にこのことを伝えるように命じた。
その頃、街では連日のように奇妙な変死体が発見されていた。 刑事のホテ(パク・ヘジュン)はあまりに不可解な事件に、頭を抱えていたが。
なかなかショッキングなお話でした。
監督はキム・テヒョン、初作品のようですね。
主演はイ・ソンミン、「KCIA 南山の部長たち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/30/060000 に出演していました。
パク・ヘジュンは、「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/01/27/060000 に出演していました。
キム・ユジョンは、「ゴールデンスランバー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15832206 が近作ですね。
物語は、今から遠い昔お釈迦様の時代に、ある妖怪が人間を苦しめようとしましたが、お釈迦様が二つの目を封じ込め、そして東と西に切り分けました。 しかし赤い目が現代に、キム教授によって舎利容器が発見され、解放してしまいました。 そして黒い目を求め、飛び石と呼ばれる人間に乗り移り、第8日の夜に復活を目指し活動を開始します。
その動きを察知したハジョン僧侶は、病を患っていて、今際の際に弟子で沈黙の行をしていたチョンソクに。 かつての弟子のチョンソクのところに行き、あるものを渡せと命じます。 しかし赤い目は着々と人間の乗り移り、そして犠牲にして進んでいきます。
なかなかのホラー作品ですね。 最後の方に若い刑事に乗り移る前の女性高校生がなかなか不気味でハイライトですね。 壮絶な戦いの末、結末もけっこう面白かったですね。 この八人の人間に共通項がありますが、その部分と処女菩薩と言われる女性の存在がなかなか設定が面白かったですね。