2021年作品、飯塚健監督、田中圭 土屋太鳳 山田裕貴 小坂菜緒 濱津隆之出演。
日本で行われる冬季五輪である長野五輪の男子スキージャンプ・ラージヒル団体の決勝が行われる日、テストジャンパーを務める西方仁也(田中圭)は特別な思いを秘めてこの日を迎えていた。
前回のリレハンメル五輪で代表だった西方は怪我により今回の五輪で代表から漏れ、テストジャンパーとしてこの長野五輪に参加していた。 彼は前回の五輪でジャンプを失敗し金メダルを逃す要因を作ってしまった原田雅彦(濱津隆之)に日本スキージャンプ・ラージヒル団体の金メダルを託そうとしていた。 裏方として五輪に参加しなければならない悔しさを胸に秘めながらも、仲間たちの奮闘を祈る西方。
しかし、最初の試技において原田がジャンプを失敗してしまい、日本は4位に転落してしまう。 さらに2回目の試技の前にジャンプ台周辺は猛吹雪となり、試技が中断する事態に。このままでは競技が終了してしまい、日本の金メダルの可能性はなくなってしまう。
そんな中で審判団が協議を行い下した結果が「25人全員のテストジャンパーが誰1人失敗することなくジャンプを行う」ことを条件に2回目の試技を行うというものだった。日本の金メダル獲得への思いは、25人のテストジャンパーにすべてに託されることとなった。
「絶対に日本に金メダルを獲らせる」という祈りとともに、25人のテストジャンパーは吹雪の舞うジャンプ台に向かった。 歓声も拍手も受けることはないが、誇りある名誉を受けた戦士達の闘いが今、始まる。
これは泣けますね。 予行編からウルウル来ていました。
監督は飯塚健、「FUNNY BUNNY」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/21/060000 が先に公開になってしまいましたね。
主演は田中圭、「哀愁しんでれら」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/12/060000 に出演していましたね。
そして妻役は土屋太鳳、上記作品でも夫婦役でしたが、全く違う夫婦ですね(^^)「るろうに剣心 最終章 The Final」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/05/07/060000 が近作となっています。
小坂菜緒は日向坂46のエースですが、「恐怖人形」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/12/03/060000 で主演をしていました。今回の女性唯一のテストジャンパー役でしたが、出番も台詞も多く、彼女の出世作になりそうですね。
もう一人、濱津隆之はなんといっても「カメラを止めるな!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15606616 で大出世をしましたが、今作の原田選手役はぴったりすぎますね。
物語はあの長野オリンピック好きジャンプ団体の金メダルの影に、大きな役割を果たしたテストジャンパーにスポットを当てた実話でしたね。 その前のリレハンメルで、原田選手の失速で金を逃した日本団体チーム。 そのときのエースの一人だった西方が、腰痛でブランクをおかなくてはならなくなり、直前に復帰して先行大会で優勝したもののブランクが原因で代表から漏れてしまいました。
そんなとき、テストジャンパーの話がきます。 やる気が起きなかった彼ですが、今後の将来も考え参加しますが、それでもイヤイヤで、ジェラシーを引きずっていました。しかし最終日思わぬ悪天候で、日本の金メダルに赤信号が灯ります。
私くらいの年代は昨日のように感じている長野オリンピックであり、この原田の再開後の大ジャンプと、船木の華麗なジャンプは記憶に残っています。
感動のシーンが思い出されますが、近づいている東京オリンピックはどうなるんでしょうかね?
銀に終わったリレハンメル
その後長男が誕生
しかし長野代表からは漏れてしまう
そしてテストジャンパーに
思いは同じのジャンパーたち
彼女の一言が金メダルにつながる