2021年作品、飯塚健監督、中川大志 岡山天音 関めぐみ 森田想 レイニ出演。
ある図書館に、二人組の愛くるしいうさぎが強盗に押し入る。 その目的は、“絶対に借りられない本”を見つけること。 だが、あっという間に捕まり、観念したうさぎの二人組、自殺志願者を見分ける能力を持つ自称“小説家”の剣持聡(中川大志)とその仲間・漆原聡(岡山天音)の口から、事の真相が明かされる。 それは、“絶対に借りられない本の中に、宝の地図が隠されている”というのだが……。
そして月日は流れ、今度は図書館で出会った5人が、とんでもないミッションを企んでいた。 それは、ラジオ局を襲撃し、電波を盗むこと。 剣持の口から語られたのは、まったく売れなかったバンドと、幻の名曲に秘められた哀しい真実。 2つの事件に隠された謎と悲しい真実が明かされた時、おかしくて切ない物語が加速していく……。
やはり原作は舞台劇用に作られた作品でね。
監督は飯塚健、原作脚本も彼のオリジナルのようですが、「ステップ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/07/26/060000 も良かったですね。
主演は中川大志、「砕け散るところを見せてあげる」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/04/21/060000 でも主演でしたね。 なんかキャラに共通点のある役でした。
岡山天音は、「ホテルローヤル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/19/060000 が近作です。
物語は、うさぎの頭部の着ぐるみを被った男二人が、閉館直前の図書館に入り込み、司書の服部と、借りようとしていた新見を拘束、そして二人は剣持と漆原という二人組で、彼らは探し物を始めます。 わけがわからず縛られ口を封じられた二人でしたが、実はもう一人残っていた人間が。 自習室にいた遠藤葵が二人を解きますが、探し物に没頭している二人はもう力を振るうわけでなく、一心不乱に何かを探しています。 次第にそれに興味が湧く、服部たち。 そしてその理由とは?
今作は、やはり舞台のような台詞回しで進行していきます。 大きくいって二つの物語は時を隔てて交錯していきますが、亡くなった二人の鎮魂歌のような作品でしたね。 心の迫ってくる物語、舞台として見ても面白いでしょうね。
1日おきの24時間営業の店で
そこから二人は図書館に
しかしあっさり捕まるが
図書館ジャックの理由を知り
一緒に見つけることに
そしてもう一つのお話
死んだ仲間のために