2019年作品、ウィリアム・カウフマン監督、アーマンド・アサンテ ルイス・マンディロア ユーリ・クツェンコ ラフシャナ・クルコヴァ出演。
東ヨーロッパのアルバニア。 この国の裏社会は、アルバニア・マフィアを率いるペデュラ(アーマンド・アサンテ)に支配されていた。 アルバニア警察のアギム警部(イゴール・ジジキン)は政府のマフィア壊滅作戦の任を受け、少数精鋭の特殊部隊を編成する。 部隊のリーダー・レイ(ルイス・マンディロア)は、長年の潜入捜査が実りマフィアのメンバー・イリル(Besart Kallaku)の逮捕に成功する。
その後、レイたちはマフィアが麻薬取引をするクラブを急襲し、売人も逮捕する。 さらにイリルからイタリアマフィアとの新たな取引情報を得て、ペデュラ逮捕に突き進むレイとメンバー。 しかし、その捜査は善と悪が互いにスパイを送り込み、誰が敵で誰が味方か分からない混沌とした世界だった。
結構面白い日本未公開作品でした。
監督はウィリアム・カウフマン、作品を見るの初めての監督です。
レイ役はルイス・マンディロア、彼も初めてのようです。
ヒロイン役はラフシャナ・クルコヴァ、彼女も初めてのような。
物語は、ドラッグの取引現場から始まります。 強面同士の集団の取引でしたが、何処かでお互いを信じていない感じで、とうとう疑心暗鬼から撃ち合いになりそうになりますが、その中の一人が味方を撃ち修羅場になります。 その人間は、潜入捜査官で、一方の取引相手は警察で、マフィア撲滅のため、取引相手になりすましていました。 しかし潜入捜査のことを知らされていなかった警察側も怪我人を出してしまいます。
しかしその中の男を逮捕したことから、マフィアのボスの名前が明らかになっていきます。
今作は冒頭の殺気立った取引から、なかなかの展開を見せていきますが、潜入捜査だったり、過去の関係などが絡んできます。 そして上層部の癒着に等しい関係など、なかなか面白い展開なんですよね。 豪華キャストで、リメイクしてもいい作品では。