anttiorbの映画、映像の世界

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君が世界のはじまり

2020年作品、ふくだももこ監督、松本穂香 中田青渚 片山友希 金子大地出演。

大阪の端のとある町。高校2年生のえん(松本穂香)は、彼氏を頻繁に変える親友の琴子(中田青渚)と退屈な毎日を送っていた。そんなある日、琴子がサッカー部のナリヒラ君(小室ぺい)に一目惚れしたことで、2人は徐々にすれ違うようになっていく……。えんと同じ高校に通うジュン(片山友希)は、母が家を出ていったことを無視し続ける父に何も言えぬまま、放課後、ショッピングモールで時間をつぶしていた。ブルーハーツを聴きながらふと通りかかった屋上で、東京から転校してきた伊尾(金子大地)と会い、求めるものもわからぬまま体を交わすようになる……。ある日、えんは、偶然ナリヒラ君の秘密を知る。琴子は、急接近した2人を見て見ぬふりをする。そんな琴子に思いを寄せているサッカー部キャプテンの岡田(甲斐翔真)。思いの捌け口を見つけられないジュン。田舎に閉じ込められた自分と義母を重ねる伊尾。そして、何も変わらない町。そんなある朝、父親を殺した犯人が逮捕される……。
揺れ動く高校生の心情を描いた作品ですね。
監督はふくだももこ、昨年公開作品は時間が合わず見逃しました。
主演は松本穂香、監督の前作も主演でしたが、「his」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/20/060000 が近作記事となります。
中田青渚は、「もみの家」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/31/060000 に出演していました。
物語はいきなり警察に逮捕される少年の映像から始まります。父を殺した容疑で。
えんは本当はゆかりといい“縁”という字を書きますが、彼女をそう呼んでいるのは、やりたい放題の女の子・琴子だけでした。今は使われていない旧校舎でふける二人、琴子は煙草を吸い、さぼりの常習犯で成績はいつもビリ。でもえんは、いつも学年一を取る秀才でした。しかしそのことは琴子は全く知らないことで、琴子の母は、そんな二人がつるんでいるのを少しうれしく思っています。
一方、母親が出て行ってしまった家にいるジュン、父がいきなり家事をやり始めたことから母の居場所がなくなり出て行ったと思っているジュン。父の作る料理には手を付けません。そんな彼女は、東京から来た伊尾と出会い、SEXをしてしまいます。伊尾はこんなところにいるのは我慢できないと言って早く東京に戻りたいと愚痴を言います。
琴子はサッカー部の業平君に一目ぼれ、しかし業平君は実は縁に気があり、そんな琴子にサッカー部の岡田が惚れていて、岡田はえんと仲がいいんですね。岡田は学校の人気者で、えんと二人でいるところを女子がすごい目つきでにらんでいます。
今作は、冒頭の逮捕シーンが強烈で、誰が父を殺してしまうのかが気になる作りになっているんですよね。もちろんこの中に疑わしい人間が何人かいるんですよ。
そしてこの作品もブルーハーツの曲がふんだんに出てきます。私の若いころはやったブルーハーツ、心に響くんですよね。

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えんと琴子

 

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業平はここで涙していた

 

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そんな彼に惚れてしまう琴子

 

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しかしえんと距離が近い

 

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岡田はえんと気楽に話せるが

 

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そしてこの二人は一気に

 

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