anttiorbの映画、映像の世界

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拝み屋怪談 II ④

2019年作品、清水厚、大畑創監督、藤田富 北原里英 鎌田らい樹 久住小春出演。

珍しく供養の依頼を受ける心瞳(藤田富)。 依頼者 茂代(屋敷紘子)は、自分が娘 理子(山田瑠々)を殺した、と涙ながらに話し始める。
女手一つで理子を育てていた茂代。 あまり理子にかまうことができず、やがて理子は人形をサーシャと呼んで会話するようになった。 高校生になってもそれが続き、ついに茂代はサーシャを取り上げた。 すると茂代にもサーシャの声が聞こえ、さらにサーシャはひとりでに移動した。 恐怖から、サーシャをバラバラにして「殺した」茂代。理子は悲鳴をあげ、涙を流した。 そして四日後、理子は眠ったように亡くなった。
郷内はお経をあげながら、加奈江(鎌田らい樹)のことを思い出す。
作業中、誤って指を切る心瞳。 加奈江のことを考え、ボーっとしていた。 心配する真弓(北原里英)は、お守りとして水族館で買ったキーホルダーを心瞳に渡す。
森の中の道を歩いていた心瞳は、突如現れた加奈江に襲われる。 馬乗りで何度も殴られる心瞳。 彼の、真弓…、というつぶやきを聞き、加奈江は姿を消す。
家で化粧をしている真弓。 鏡の向こう、ふすまの隙間から、加奈江が姿を見せる。 家に駆けこむ心瞳。 家の中を駆け回り、倒れている真弓を見つける。 真弓は加奈江に襲われ、腕に大きな切り傷を受けていた。
真弓に魚の面と中学生時代の日記を見せ、すべてを打ち明ける心瞳。 真弓は、なぜ教えてくれなかったのかと泣く。 心瞳は、水をためた桶にお面を沈めると、祈祷する。

家で男性(山中敦史)が寝ていると、山で聞いたような女性のささやき声が聞こえる。気づくと寝巻のまま山の仏壇の前に立っている。 仏壇の扉を開くと、中から真っ白な腕が伸びてきて、男性の顔をなでる。


仏壇に吸い寄せられる男性役で山中敦史、「シン・ゴジラ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14324762 に出演していました。

さて、とうとう加奈江と真弓が遭遇してしまいます。 やはり、真弓は今までどうして話してくれなかったのか? と心瞳を攻めますし、彼にとってもどうしても言えなかったことだったことを後悔しますが、でもそれは真由美のことを気遣っていたからでもありました。
しかし加奈江が真弓に危害を、攻撃にいきなり出るのは驚きでしたが。
そしてただの単発で終わるような怪異のこの仏壇、意外に尾を引いていくことになります。

 

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