anttiorbの映画、映像の世界

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拝み屋怪談 II ②

2019年作品、清水厚、大畑創監督、藤田富 北原里英 鎌田らい樹 久住小春出演。

「隙間」が苦手だという、妻 真弓(北原里英)。 ふすまの隙間をのぞき込んだら巨大な女と出くわした。 カーテンの隙間から外をのぞいたら見知らぬ老婆に襲われた。いずれも覗くという行為が引き金になったこれらの経験から、隙間が苦手になった。 そのため真弓は隙間を見ると、閉める。
ある日、玄関が開いているのに気づき閉めに行く真弓。 外に女性がいることに気づく。 声をかけるが無言の女性。よく見ると体が無く、首だけが宙に浮いている。 悲鳴を上げ、何とか玄関の戸を閉める真弓。 だから彼女は、隙間が大の苦手だった。
心瞳(藤田富)は、真弓も自分も心に傷を負いながら生きてきた、と述懐する。 交際中のあるとき、真弓が死にたいと泣きながら言ってきた。 心瞳は、じゃあ一緒に生きられるだけ生き抜いて、一緒に死のう、そういって結婚を申し出た。
花見の季節を過ぎて暖かくなったある日、外でお弁当を食べようと出かける心瞳と真弓。 河原にテーブルと椅子を広げる。 その時、空気が急に冷え始める。 心瞳は、真弓の後方、川の上に女性の生首が浮いているのを目撃する。 くるくる回転していた首はやがて止まり、にやりと笑って真っ黒に塗った歯を見せる。 落下し、水の中に消える。 首がいなくなると、気温は元通り暖かくなる。

さて、第2話では、妻となった真弓のお話が大きな部分を占めています。 彼女は自分では特殊な能力はないと言いますが、充分体質は心瞳と同じくらいありますね。

それは彼女の体験談から分かる通り、いろんな経験をしていますね。 ということはまだ消えていないあの存在もいずれ見ることに、関わっていくことになっていきます。


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