anttiorbの映画、映像の世界

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ミスミソウ

2018年作品、内藤瑛亮監督、山田杏奈 清水尋也 大谷凜香 大塚れな出演。


北国の、過疎の小さな町。 大津馬村。 その町は人口が少ないこともあり、「よそ者」を阻害する風潮が中学校であった。 また、冬になると積雪が多く、人の背丈よりも雪が積もり、雪かきが間に合わず、何もかもを覆い隠してしまう。

野咲春花(山田杏奈)は中学3年生の少女、父親の転勤に伴い、東京から北国の中学校に転校してきた。 東京から引っ越してきたこともあり、春花はクラスメイトにいじめられていた。 下校の時、春花の靴箱に靴がなかった。 同級生の相場晄(清水尋也)が靴について気遣うが、してあげられることがなく、そのまま立ち去る。
帰り道、春花をいじめている子たちが、目の前に立ちはだかる。 春花は学校の裏手にある、巨大なゴミ溜めのところへ呼び出される。 裏手の山には、山を少しだけ切り開き、ゴミを捨てるために掘られた穴があった。
女子生徒4人が、春花の目の前でゴミ溜めに靴を捨てる。 春花は取りに行くが、泥に足を取られて転倒し、泥まみれなってしまう。 いじめっこたちはそれを見て笑い、春花に対して「東京帰れ」と言うのだった。
春花を敵視していじめるのは、女子生徒4人と男子生徒3人だった。


前半は見ていて辛い展開でしたが、この後襲う恐怖の出来事で一変しますね。
監督は内藤瑛亮、「ドロメ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15552531https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15553916 を記事にしています。
主演は山田杏奈、「哀愁しんでれら」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/02/12/060000 が近作ですね。
そして清水尋也、「青くて痛くて脆い」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/09/14/060000 に出演していました。


物語は父親の都合で東京から雪深いこの地に来た女の子・野崎春花のお話です。 彼氏ができたことで、妬まれ、いじめられるようになってしまった彼女。 金髪の妙子の取り巻きが一番性悪でした。 しかし必死に耐えていたのは彼氏の相葉がいてくれるから、何とか学校に通っていましたが、決定的なことが起きてしまいます。 そして彼女は声が出なくなってしまいます。


今作はいじめの連鎖が大変なことになっていく作品ですね。 実は春花の前にいじめられていた生徒がいて、この存在が大きな悲劇を起こしていきます。 流美という少女で大塚れなが演じていましたが、彼女がなかなかうまかったですね。 そしてこのクラスの女教師がまあ一連の事件を影で起こした張本人かもしれませんね。
あってはならない連続殺人、恐ろしい物語ですね。


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妙子の取り巻きがいじめの元凶

 

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両親は学校を休ませる

 

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相羽と歩いた後に

 

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流美が前は虐めの対象だった

 

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そして業火に焼かれる自宅

 

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両親と妹が

 

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無関心、感情をシャットアウトする教師

 

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