2020年作品、ロッド・ルーリー監督、スコット・イーストウッド ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ オーランド・ブルーム ジャック・ケシー出演。
キーティング前哨基地は、パキスタンとアフガニスタンを結ぶ米軍の補給線を維持すると共に、地元民に必要な物資を供給して懐柔する任務を負っていた。 だが、この基地には致命的な弱点があった。 3つの険しい山に囲まれ、包囲する側からは丸見えだが、基地からは包囲する側の動きを目視できなかったのだ。 そのため、度々タリバンの襲撃を受けながらも、敵が少数だったため、これまで事なきを得ていた。
しかし、それは計算されたものだった。 タリバンは襲撃を繰り返す中で基地の防衛能力に関するデータを集め、それを基に攻略のための作戦を立てていたのだ。 そしてある朝、突如、数百人ものタリバン兵が基地を包囲し、猛攻撃が始まった……。
これほど絶体絶命の立地はありません。
監督はロッド・ルーリー、作品を見るのは初めての監督ですが、面白そうな監督作が多いですね。
主演はスコット・イーストウッド、「パシフィック・リム:アップライジング」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15472454 を記事にしています。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズは、「デッド・ドント・ダイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/11/060000 に出演していました。
オーランド・ブルームは、「アンロック/陰謀のコード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15480222 が近作です。
物語は、キーティング前哨基地のお話です。 この基地は三方を崖に囲まれている、敵側からは丸見えの致命的な欠点を持っていました。そこに赴任してきたキーティング大尉。 彼はすぐに地元の兵士たちの協力が必要ということで、現地人たちを集め、長老たちに援助と信用をしてもらいたいと、熱く語ります。 長老たちも彼を信用し、タリバンとの戦いに協力をしてくれることになりました。
しかし、その後大型車の移動の命令が来ます。 途中道幅の狭い崖を通る困難な運転に、大尉が自ら運転することになります。 もちろん彼自身が志願するんですが、ここで事故が起き、彼は亡くなってしまいます。 そこから新任の大尉はなかなか地元民とのコミュニケーションが疎通になってしまい、タリバンに漬け込まれていくことになります。
今作はもちろん実際にあった玉砕的な戦いのお話です。キーティング大尉が殉職したことで、この名前がついたようですね。 何で米軍はこんな地に前哨基地を設営したのか? 誰もがありえない立地であり、まずここが不可思議なんですね。
でも勇敢にも、ここにいた兵士たちは、戦い抜きますが、多くの死傷者を出してしまいます。
死んでから表彰されても嬉しくないけどなあ、そうエンドロールで思いましたが。
敵から丸見えの前哨基地
キーティング大尉が地元民をまとめたが
しかし事故で彼を失い
だんだんと地元民との距離が離れた時
タリバンの総攻撃を受ける
絶体絶命に陥る兵士たち