anttiorbの映画、映像の世界

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スローな武士にしてくれ

2019年作品、源孝志演出、内野聖陽 柄本佑 水野美紀 中村獅童出演。


京都の歴史ある映画スタジオ「京映撮影所」にNHKから「最新鋭の技術を駆使した時代劇のパイロット版を撮ってほしい」と依頼があり、並外れた時代劇マニアの田所(柄本佑)がさまざまなハイテク機材とともに派遣されてくる。

監督の国重(石橋蓮司)は、チャンバラの腕を見込んで、切られ役専門の大部屋俳優・シゲちゃんこと村田茂雄(内野聖陽)を主役に抜擢する。 幕末の「池田屋事件」をドラマ化することとなったものの、フィルム育ちのベテランスタッフは見たこともないハイテク機材に戸惑うばかり。 更に、肝心の主役のシゲちゃんは、極度に緊張するとセリフの声が裏返ってしまう。
しかし、次々に発生する難題を乗り越えつつ、最先端のハイテクと京都の俳優・スタッフの活動屋魂が、誰も見たことがない時代劇のシーンを斬新な映像で創りだしていき、クライマックスとなる世界最先端のハイスピードカメラとワイヤーアクションを用いた前例のない「池田屋階段落ち」シーンの撮影に挑む。


これは面白かったですね、時代劇万歳です。
演出は源孝志、「大停電の夜に」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14630232 を撮っています。
主演は内野聖陽、「初恋」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/22/060000 に出演していました。
柄本佑は、「痛くない死に方」 https://blog.hatena.ne.jp/anttiorb/anttiorb.hatenablog.com/edit?entry=26006613703015502 を記事にしています。


物語は京映撮影所にある依頼がありました。 それは最新の技術での時代劇の撮影でした。 そこで呼ばれたのがNHKの時代劇のヲタクの田所でした。 もちろん彼が持ち込んだのはハイテク機械の数々。 そしてベテラン監督の国重はある男を抜擢します。 それは斬られ役ですが、チャンバラの技術は絶品のシゲちゃん=村田茂雄でした。 しかし彼は台詞が言えないほどの大根役者、台詞なしでいこうということになります。 彼は花形くノ一の女性と結婚、この抜擢に家族は大喜びをしますが。


今作はBSでNHKで放送された特番でしたが、NHKのPRとともに、豪華キャストが出ている力作でした。 放送技術は進歩しても、時代劇の醍醐味は殺陣ですよね。 それはCGで作るものではなく、職人のような役者達が見せるある意味芸術のようなもの。

そんな一面も最新技術と重なり合った時に、いい作品ができるんでしょうね。

 

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