飛行機の中で隣あわせた男性が突然、あるビデオを見たら電話がかかって来て7日後に死ぬと言われた、と話し始した。 そしてあと5分でその時間だとも言い、男性は立ちあがり、化粧室に向かう。 その時、飛行機が激しく揺れ、カメラに井戸が映り、時間を迎えると井戸からサマラ（ボニー・モーガン）が現れた。 飛行機は乱気流に巻き込まれた状態になり、上から酸素マスクが降りてくる。
2年後、街の骨董品店に古いビデオデッキがあった。 男性は女性に、遺族が数年前の飛行機事故で似たようなものを拾ったらしいと言う。 男性は自宅でデッキを修理し、ビデオを再生した。 そこには呪いのビデオが映っていた。 そして男のスマホが鳴り、出てみると7日後に死ぬという伝言だった。
ジュリア（マチルダ・ルッツ）とホルト（アレックス・ロー）は交際中だった。 ホルトは他の大学へ留学することになっていて、その後の二人の楽しみはWEBカメラを通しての会話だった。 その日、彼はクラスメートらしき男二人に連れて行かれ、そこから連絡が途絶えてしまう。
こちらから連絡しても留守電で、何の連絡も取れない状態になってしまう。 そして突然、ホルトのパソ コンに見知らぬ女性から連絡があった。 彼女の顔は歪んで見え、しきりにホルトに呼びかけていた。 ジュリアもホルトの携帯に電話をするが全くいつもの通り繋がらない。 そこでジュリアはホルトの留学先へ探しに行くことにするのだった。
まずは彼の部屋に行くと、もちろんホルトはいず、そこにカリキュラム表が貼ってあった。 そして担任のガブリエル教授（ジョニー・ガレッキ）の授業に行き、彼と話をするが、ホルトのことは覚えていないと言う。 しかしこの授業にはあのクラスメート二人も出席していて、すれ違いざまに、「なんで来たんだ！」 と怒ったように言われる。
このガブリエルこそ、骨董品屋のビデオを見た男だった。 ガブリエルは恍けながら、エレベーターで上がって行くが 、彼が降りた階は、関係者以外立ち入り禁止の階だった。
さらにガブリエルの後を追っていると一人の女学生が ガブリエルに詰め寄っていた。 そこで、ガブリエルはしきりにコピーして誰かに見せろと言っていた。 傍らのモニターにはスカイ27分、ホルト12時間23分と表示されていた。
詰め寄った女性はスカイ（エイミー・ティーガーデン）で、WEBカメラで見た女性だった。 そしてジュリアはスカイに話しかけると、スカイが見せたいものが有ると言って学校の美術室へ連れて行かれ鍵をかけられまうのだった…
まだ続いているあのビデオの呪い、日本だけでなくアメリカでも続いているんですね。
監督はF・ハビエル・グティエレス、日本未公開作品があるようですが。
主演はマチルダ・ルッツ、彼女もはじめて見ますね。 なかなか綺麗な女優さんです。
そしてホルト役はアレックス・ロー、彼は 「フィフス・ウェイブ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14085629.html に出演していました。
物語は機内から始まります。 あのビデオを見た男が、期限の７日を迎える時にこの 飛行機に乗ってしまうんですね。 そしてその時間、機内のモニターすべてにサマラが映ってしまうんですね。 どうやらこの航空機は事故を起こし墜落したようですが、その時に動画を見た人間は瞬殺されたってことなんでしょうね。
その男性の遺品が骨董屋に持ち込まれたビデオデッキで、懐かしいＶＨＳのビデオが中に入っていました。 大学教授のガブリエルがそれを手に入れあっさりと見てしまうんですが、彼はしぶとく生き抜いて行きます。 彼はこのビデオを、生徒たちに計画的に見せて延命をしているんですね。 次々とコピーをパソコン上に作って行きそれを見せていく、それも自分のクラスに口止めをして回していくというやり方をしているようです。
しかし、中には間に合わず死んでしまう 生徒も、ホルトはぎりぎりのところのようでした。 彼はジュリアが背負ってくれるんですが、彼女はその元を断とうと、このビデオの解明をしていくんですが。
前作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15308636.html 、前々作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15306608.html の呪いは終わったはずでは？ しかしビデオがどこかに残っている限り呪いは続いて行ってしまう。 そして今作では新たなシーンが書き加えられて行ってしまいます。
作品としてはちょっと通常のホラーによっていますが、しっかり最後は “リング” になっていました。
ホルトのところに行くジュリア
そこで呪いのビデオを知り
彼女も見ることに
