anttiorbの映画、映像の世界

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劇場版 ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人~

2021年作品、天野裕充監督、屋敷裕政 嶋佐和也 前島亜美 賀屋壮也出演。

「今から話す話は、駆け出し芸人であった僕に実際に起こった出来事です…」
売れないお笑い芸人、綾野晃司:仮名(屋敷裕政)は、テレビ番組のプロデューサーからきた、「“事故物件”に住む」仕事を引き受けることとなった。 幼い頃から自分の持っている霊感について気付いてはいたものの、中途半端なレベルのもので、胸を張って霊感があります、とは言えなかったのだがこのままチャンスを逃すまいと、決心したのである。 翌日、約束の場所に現れた不動産屋・岡田はアパートに向かって合掌した上、立ち止まる。
「これが物件の鍵です…。私、ここでお待ちしております…」
恐る恐る玄関からキッチン、部屋の中を見て回る晃司…。何も感じるところもなく、決心したように何度かうなづくと、そのまま一礼して出口へ、ドアから外に出て、鍵閉めようとすると、カチャリと内側から鍵が閉まる…。
「え‥‥!?」


遡ること約2年、同じように事故物件と知りながら住み始めたお笑い芸人がいた。 上京して間もない野田二郎:仮名(賀屋壮也)とその相方・崇:仮名(みなみの大地)である。 彼らには全く霊感というものに縁がなく、二人で安いところに住めるなら、と軽い気持ちで住み始めたのであった。 だが、そこには先住者がいた。部屋の片隅に佇む奇妙な人形であった…。 その人形はなんだかじっと自分を見ているように見えるのだが…


更に2年前、なんとそこに住んでいたのは、これまたお笑い芸人の土居シンジ:仮名(みちお)であった。
シンジは、漫才に相方(海上学彦)に愛想をつかされ、行く末を案じながらもお金がなく、この激安の物件にたどり着いたのであった。「この場所で敷金礼金ゼロで、月額たったの5万ですか?」市街に近いにもかかわらず、通常の半額以下の金額設定に不信感を抱きながらも、幸か不幸か、流されやすい性格でそのまま判を押してしまった。 その日のうちに入居し、何も部屋で寝そべりながらうわごとばかりを言っている。
「俺にはそもそも才能がないのかもしれん。 何のネタも思いつかない…。」ふいに起き上がり、部屋を出るシンジであったが…。


結構怖くて、面白かったですね。
監督は天野裕充、このシリーズ2本目の監督作ですね。 このシリーズは見たいんですが、今までレイトで行けませんでした。 今は緊急事態で繰り上がっての上映で行けました。
主役を演じるのは三人。 まずは屋敷裕政、お笑いコンビ・ニューヨークですね。
そしてかが屋の賀屋壮也、ネタ作りのシーンはほんとうにコンビのようでした。
トム・ブラウンのみちお。 奇怪な役でした。


物語はある一室にまつわる不思議な現象に出くわす芸人3組のお話ですね。 管理している不動産屋は、全く一緒で、同じ担当者。 この男の対応がなかなか面白いんですね。 さらに言えば、だんだんと新しくなればなるほど現象が軽くなっている、そして2年ごとに遡っていき、ほんとうにここで起こった出来事は、陰惨なものだったことがわかりますし、なかなか最初はエグいことが起きていたことがわかります。
そして謎の隣人、これがなかなかインパクトがありましたが(^^)


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綾野が事故物件に住むことに

 

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ちょっと嫌な感じはしたが

 

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彼女が来る

 

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それを見つめる相棒

 

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野田はバイトをしながらネタを書いていた

 

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なぜかこの人形が

 

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そしてさらに2年前…

 

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