2019年作品、アーマンド・イアヌッチ監督、デヴ・パテル アナイリン・バーナード ピーター・キャパルディ モーフィッド・クラーク出演。
デイヴィッド(Ranveer Jaiswal)は少年の頃、周囲の“変わり者”たちのことを書き留めては、空想して遊んでいた。 優しい母・クララ(モーフィッド・クラーク)と家政婦のデイジー(デイジー・メイ・クーパー )の3人で幸せに暮らしていたが、暴力的な継父(Matthew Cottle)の登場によって人生が一変。 都会の工場へ売り飛ばされ、強制労働のハメに!しかも里親は、借金まみれの老紳士だった…。
歳月が過ぎ、ドン底の中で逞しく成長した彼(デヴ・パテル)は、母の死をきっかけに工場から脱走。 たった一人の肉親である裕福な伯母ベッツィー・トロットウッド(ティルダ・スウィントン)の助けで、上流階級の名門校に通い始めたデイヴィッドは、今まで体験した“作り話”を同級生に披露して人気者になる。
さらに、令嬢ドーラ(モーフィッド・クラーク)と恋に落ち、卒業後に法律事務所で働き始めた彼は、順風満帆な人生を手に入れたかに見えた。 だが、彼の過去を知る者たちによって、ドン底に再び引き戻されようとして…。
果たして、デイヴィッドの数奇な運命の行方は!? すべてを失っても綴り続けた、愛すべき変人たちとの《物語》が完成した時、彼の人生に“奇跡”が巻き起こる―。
ちょっとファンタジー色のあるドラマですね。
監督はアーマンド・イアヌッチ、「スターリンの葬送狂騒曲」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15633305 を記事にしています。
主演はデヴ・パテル、「ホテル・ムンバイ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/17/060000 が近作となります。
アナイリン・バーナードは、「ダンケルク」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15133487 に出演していました。
物語は少年期から始まります。 父を亡くしましたが、母と家政婦に囲まれ幸せな幼少期を過ごしていたディヴィッド。 しかしある日母の再婚から彼の人生が一変します。継父は意地が悪く、その姉は貧乏人に対しては下等動物のような扱いをします。 そしてデイヴィッドは彼の系列の工場で労働をさせられます。 さらにそこでの暮らしの中で、下宿先の一家は借金まみれ、彼の労働力に全てかかってしまいます。
なんとか成長したデイヴィッドでしたが、そこに届いたのは母の訃報。 葬式にも呼ばれなかったデイヴィッドは怒り狂い、そこらのものを全て薙ぎ倒し、たった一人の親戚の叔母を訪ねて飲まず食わずでたどり着きます。
そこには心を病んだ叔母の従兄弟もいて、ここでも新しい暮らしが始まりますが。
今作はデイヴィッド・コパフイールドの生涯を描いたドラマですね。 マジシャンのデイヴィッド・カッパーフィールドはこの作品の主人公から芸名をつけたと言われています。
なかなか波瀾万丈な人生ですが、ところどころ彼の作家としての場面はファンタジーのような構成になっています。 でも退屈しないある意味冒険物語のようでもあり、なかなか面白い作品でした。 しっかりと悪者も出てきますし、一気に見れる作品ですね。
自由奔放な少年期だったが
過酷な労働に継父から出されるデイヴィッド
下宿先は借金まみれだった
成長し叔母のところに脱走する
そして学校に
卒業、就職
そして彼女と出会う