anttiorbの映画、映像の世界

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さくら

2020年作品、矢崎仁司監督、北村匠海 小松菜奈 吉沢亮 小林由依出演。

大学生の長谷川薫(北村匠海)は年末、大阪の実家に帰ってきた。 2年前に出ていった父の昭夫(永瀬正敏)が久しぶりに戻ってきたというので帰ってきたのだ。 母のつぼみ(寺島しのぶ)、妹の美貴(小松菜奈)と4人で晩ごはんを食べるが、ギクシャクして話は盛り上がらない。 でも美貴が飼い犬のサクラを室内に入れると、家族は一気に笑顔になるのだった。
子どものころ、長谷川家の兄妹・一、薫、美貴の三人は薫の部屋の二段ベッドで寝ていた。 ある夜、三人は母の喘ぐ声を聞いてしまう。 翌日、美貴は母に昨夜の変な声は何だったのか質問すると、男たちはあわてるが、母はていねいに子どもができるということを説明し、美貴に「生まれてきてくれてありがとう」と微笑むのだった。
その美貴が生まれたとき、兄ふたりは妹にプレゼントするための花を探しにでかけ、いなくなったと大騒ぎになりパトカーに乗って帰ってきたことがあった。 そのときの兄は、叱られても一切言い訳せずに黙っていた。
薫が帰省した翌日、長谷川家では恒例の餃子づくりが始まる。 かつて父と母の初デートがうまいと評判の餃子屋で、緊張した母はそれに手をつけることができなかった。 一年後、できちゃった婚をすることになったふたりは同じ店を訪れ餃子を食べた。 それ以来、長谷川家では大事な日に餃子をつくって食べるようになったのだった。
今の家に引っ越してくる前、家族は別の家に住んでいた。 近所には「フェラーリ」と呼ばれるちょっと頭のおかしい男(趙珉和)がいて、そいつをからかってギリギリまで近づくという度胸試しが流行っていた。 

ある日、幼い美貴がその男に狙われてしまい、一と薫は走ってきて美貴をかばう。 すると男は突然「思い出した」と言うと立ち去ってしまった。 その後、家族は高台にある今の一戸建てに引っ越したので二度とフェラーリの姿を見ることはなかったのだった・・・


原作は、西加奈子ですね。
監督は矢崎仁司、「無伴奏」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14309071 を記事にしています。
主演は北村匠海、「とんかつDJアゲ太郎」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/11/11/060000 が公開中です。
小松菜奈は、「糸」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/08/31/060000 が近作となります。


薫が帰郷します。 東京の大学に行った彼は髪型を変え久しぶりに家にきました。 年末に父が帰ってくるからでした。 家出をして、生活費こそ入れていましたが、久しぶりの帰還でした。 ギクシャクしていましたが、だんだんと溶け込んでいく家族、その中心にはミックス犬のサクラがいました。 生まれた時、一番大人しい雌犬に決めたのは薫でしたが、家族はこのサクラに救われたのです。


今作は3人の兄弟の思い出、成長を振り返っていく物語ですね。 野球部のエースでヒーローの兄の一、兄に憧れている弟の薫、そしてわがままほうだいに育った末娘の美貴。

順調な5人家族に、いきなりの不幸は兄の事故でしたね。 ここからの転落は見ていて痛々しいですね。 交通事故であそこまでになってしまうんですかね? 一の顔のえぐさがちょっと焼き付いてしまいます。


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実家に帰ってきた薫

 

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サクラが来た6人家族

 

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しかし父に手紙が

 

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その差出人は?

 

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初めは野球部のヒーロー的存在

 

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薫にも彼女ができる

 

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美貴は、カオルと

 

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