anttiorbの映画、映像の世界

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夏、至るころ

2020年作品、池田エライザ監督、倉悠貴 石内呂依 さいとうなり 安部賢一出演。

翔(倉悠貴)と泰我(石内呂依)は高校最後の夏を迎えていた。 二人は幼い頃から祭りの太鼓をたたいてきた。 だが、泰我が突然、受験勉強に専念するから太鼓をやめると言い出す。

ずっと一緒だと思っていた翔は急に立ちすくんでしまう。 自分はどうしたらよいのか、わからない……。 息子の将来を気にかける父(安部賢一)と母(杉野希妃)、やさしい祖父(リリー・フランキー)と祖母(原日出子)、かわいい弟(後藤成貴)。

あたたかい家族に囲まれると、さらに焦りが増してくる翔。 

ある日、祖父のお使いでペットショップを訪れた翔は、ギターを持った不思議な少女・都(さいとうなり)と出会う。 彼女は音楽をあきらめて東京から故郷に戻ってきていた……。


もうこれは監督に注目ですね。
池田エライザ、監督デビュー作ということで、出演作としては「一度死んでみた」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/06/060000 が近作ですね。 女優、歌手、モデル、そしてとうとう監督業にも。
主演は倉悠貴、「his ~恋するつもりなんてなかった~」 https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=his%E3%80%80~恋するつもりなんてなかった~に出演していました。
石内呂依は、初めて見る若手俳優さんでした。
さいとうなりは、「映画 としまえん 」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15958558 に出演していましたね。


物語は、幼い頃からいつも一緒にいた二人、翔と泰我。 太鼓を祭りのために練習していましたが、泰我が辞めると言い出します。 受験勉強をするためと言いますが、翔は戸惑ってしまいます。 しかし翔は進路も決められず、自分が何をしたら良いのか、さっぱりわかりません。
そんな時、不思議な女性・都と出会います。 高校に行かないで東京に出て、歌を歌っていたという彼女は、二人には想像もつかない行動をします。 しかしもう一回歌ってほしいと翔のお願いを聞いて歌う歌声は、何か二人の心に響きます。


今作は地域の“食”をフィーチャーし、市民参加型で青春映画を制作するプロジェクト“ぼくらのレシピ図鑑”シリーズの第2弾として福岡県田川市を舞台に贈るご当地青春ムービーということで、エライザが監督に抜擢されたということですね。 でもなかなか見応えのある作品であり、間の取り方が独特でした。
本人は一切出演しないで作り上げた、都のところに彼女が居てもおかしくないと思いましたがあえて別の女優さんを起用する、でもこの作品には都役のさいとうなりさんの方が合っていたと思いました。

 

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いつもつるんでいた翔と泰我

 

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大沼家はみんな仲がいい

 

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そしてペットショップで都と出会う

 

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そして高校に行きプールに

 

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ギターを捨て歌を止めようと思っていた彼女だったが

 

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そして翔の取る進路は?

 

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