1960年作品、ビリー・ワイルダー監督、ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、フレッド・マクマレイ、レイ・ウォルストン、デイヴィッド・ルイス出演。
ニューヨークの保険会社に勤めるバド:バクスター(ジャック・レモン)は、昇進のため、4人の部長と愛人の密会用に自分のアパートの部屋を時間貸しし、毎夜遅く帰る生活をしていた。 ある日、シェルドレイク部長(フレッド・マクマレイ)に呼び出され、彼にも部屋を貸すことになる。 課長補佐に昇進したバドは会社のエレベーター係のフラン(シャーリー・マクレーン)をデートに誘うが、実は彼女はシェルドレイクの愛人で、バドとのデートの約束をすっぽかしてしまう。
ニューヨークの保険会社に勤めるバド:バクスター(ジャック・レモン)は、昇進のため、4人の部長と愛人の密会用に自分のアパートの部屋を時間貸しし、毎夜遅く帰る生活をしていた。 ある日、シェルドレイク部長(フレッド・マクマレイ)に呼び出され、彼にも部屋を貸すことになる。 課長補佐に昇進したバドは会社のエレベーター係のフラン(シャーリー・マクレーン)をデートに誘うが、実は彼女はシェルドレイクの愛人で、バドとのデートの約束をすっぽかしてしまう。
クリスマス・イブの会社でのパーティで、フランはシェルドレイクの秘書・オルセン(エディ・アダムス)から彼の女性遍歴を聞いて落ち込む。 また、バドはふとしたことからフランがシェルドレイクの愛人であることに気付き、ショックを受ける。
シェルドレイクに部屋を貸したバドはバーで閉店まで時間をつぶす。 シェルドレイクと別れ話になったフランは、彼が帰ったあと睡眠薬自殺を図る。 帰宅したバドは倒れているフランを見つけると、隣の部屋のドレイファス医師(ジャック・クルーシェン)を呼んで介抱する。 翌日、フランの看病のため、会社を休んだバドだったが、フランを迎えに来た義兄のカール(ジョニー・セブン)にバドがフランの自殺未遂の原因と誤解されて殴られる…
これはクリスマス映画でもありますね。
監督はビリー・ワイルダー、「あなただけ今晩は」 あなただけ今晩は - anttiorbの映画、映像の世界 (hatenablog.com) もよかったですね。
主演はジャック・レモン、上記の作品以外では、「摩天楼を夢みて」 摩天楼を夢みて - anttiorbの映画、映像の世界 (hatenablog.com) も記事にしています。
そしてシャーリー・マクレーン、上記作品でジャック・レモンとのコンビを見せてくれますが、どちらもキュートなんですよね。近作では「素敵な遺産相続」 素敵な遺産相続 - anttiorbの映画、映像の世界 (hatenablog.com) となります。
物語は保険会社に勤めるバクスターのお話です。 何とか昇進のために、彼は自分のアパートを愛人との密会用に、部長たちに提供するという手を思いつきます。 そして重役連からも重宝されるバドでしたが、クリスマスの夜は孤独に外で過ごさなくてはならなくなってしまいます。
しかしその日、ある事件が起きます。
それはフランの自殺未遂事件でした。
今作のバクスターは、出世のためとはいえ、実に忠実なんですよね。 しかし恋をしてしまったフランが部長の愛人だったこと、そして彼女をかばうために義理の兄に殴られても一切言い訳をしないところなんかは、日本人にもうけるところではないでしょうか?
そしてラストもさらっと終わるやり取りがなんともいい余韻を残しています。 名作ですね。
多くの人間のいる職場で
上司のシェルドレイク
そしてカギを貸すことで出世を狙うバド
そして憧れの女性
フラン
寂しい一人暮らし
そして事件が