anttiorbの映画、映像の世界

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あなただけ今晩は

 
パリの裏町、ストリート・ガールのメッカ。 警察は賄賂を取って見てみぬふりが常だった。 子犬を連れたイルマ(シャーリー・マクレーン)も娼婦のひとり。 ヒモのヒポリート(ブルース・ヤーネル)は腕っ節が強く、イルマにも暴力的。
でも彼女は娼婦の中でも稼ぎ頭、固定客も多く、ちょっとした作り話をして同情を誘うと、客はすぐに多くチップを出すのだった。
そんな中、子供の係だった地方勤務の新米警官のネスター(ジャック・レモン)が、初めてこの通りをパトロールに来た。 諸先輩の腐れ縁を知らぬ純真な彼は、ただならぬ雰囲気のこの通りのホテル・カサノバに独断で手入れを行って多数の娼婦を連行するが、ホテルには上司・ルフェブル警部(ハーシェル・バーナルディ)がおタノシミ中で、ガサ入れした彼は、即刻クビを先刻されてしまう。
ずぶ濡れとなり、彼らのたまり場 「口ひげ」 のマスター(ルー・ジャコビ)に愚痴を言うネスターだが、いきなり手入れをした彼に、営業妨害されたヒポリートが突っかかり喧嘩になってしまう。
大柄なヒポリートに分が悪かったネスターだが、ビリヤードの弾を口に突っ込んでから形勢逆転、とうとうネスターは勝ってしまった。 今まで仲間内で威張っていたヒポリートに代わって、ネスターが、皆に認められ、必然的にイルマとの付き合いが始まってしまう。
もちろんネスターはイルマの事が気に入っていた。 彼女の家に行き、二人の生活が始まったのだった。 しかしそうなるとネスターが今度はイルマのヒモになるということになり、彼はそれに甘んじることができなかった。
何より毎日お客を取る彼女のことが気になって仕方がない。 そして彼はマスターに相談すると、話しているうちにネスターはある考えが浮かんだのであった…
 
常館のシネコンで、4月から始まった 「新・午前10時の映画祭」、今までは見た作品ばかりで、やっと今回未見の作品でした。
私の生まれる前の作品を、綺麗なデジタルリマスター版で、大画面で見れるのはやっぱりいいですね。
この作品は、本来ミュージカルだったそうです。 展開からしたら、ここで歌が入ってもと思える場面が結構あったような気がする物語でした。
通りにずらっと並んでいる娼婦たち、その中でひときわかわいいイルマことシャーリー・マクレーン、でもしたたかに金を儲ける彼女、別な意味で小気味いいですね。
この作品でいじらしい彼女の場面があるんですね。 自分のために体を張って大男をやっつけたくれたネスターに対して、彼女は自分が養うと言い張るんですね。 世界の違うネスターはそれがなかなか理解できないんですね。 
でも彼女にとってはネスターに対する愛情表現がまさに養うということ、彼女なりに体を張ることなんです。
ここは結構感動したシーンなんですね。 でも結果的にここから話がもつれて行くんですね。
ラストのどんでん返しはさすがに無理無理なんですが、何か許せちゃういい感じのラブコメになっていました。 そしてマスター役のルー・ジャコビのホラ吹き具合も最高でした。 あっという間の2時間半でしたが、最後のシーンのサービスショット、粋でした。(10)

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「なんだこの通りは」ネスターは驚いた

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新米警官とイルマの初遭遇

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稼ぎ頭のイルマ

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そして彼女のヒモになってしまったネスタ

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いったん付き合いだすと尽くすタイプのイルマ

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