1977年作品、ウィリアム・フリードキン監督、ロイ・シャイダー ブルーノ・クレメル フランシスコ・ラバル アミドウ出演。
ジャングルに囲まれた南米のとある独裁政権下の町ポルベニール。 そこは犯罪者、ならず者などが暮らす街でもあった。 ある日、ポルベニールから300マイルほど離れた山の上の油田で爆発事故が起こる。
石油会社の支配人(ラモン・ビエリ)は、この炎を爆薬を運び込んで消火するしか手はないと判断。 しかし倉庫には少しの衝撃で大爆発を起こしかねないニトログリセリンしかない。 そこで石油会社は多額の報酬を条件にポルベニールからニトロ運搬の希望者を募集する。
賭場荒らしの際にマフィア幹部の弟に重傷を負わせたため裏組織から追われるドミンゲス(ロイ・シャイダー)、不正融資で多額の焦げ付きを作って逃亡した元銀行家セラーノ(ブリュノ・クレメール)、ナチス残党狩りの殺し屋ニーロ(フランシスコ・ラバル)、パレスチナ過激派グループの爆弾犯として警察に追われるカッセム(アミドウ)の4人の男が選出される。
彼らは二台のトラックでジャングルを渡りニトロを火災現場に届けるという危険な旅に出かけるのだが、途中には泥濘、崩落寸前の吊り橋、道を塞ぐ巨大な倒木、出没する反政府ゲリラなど想像を絶する困難が待ち受けていた。
昨年劇場公開されましたが、時間が合わず断念しました。
監督はウィリアム・フリードキン、「キラー・スナイパー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13525299 を記事にしています。
主演はロイ・シャイダー、彼といえば「ジョーズ」ですが、記事にはしていません。「パニッシャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/9808974 を記事にしています。
物語は、独裁政権ならではの、殺伐としたシーンから始まります。 民衆の不満は爆発一歩手前まで来ていました。 そんな時開発中の油田で爆発事故が起こりました。
無理な過酷な労働のツケが一気に出てしまった感じですが、この大火災をなんとか止めるには、爆発で吹っ飛ばすしかないということになりますが、そのため二トロが必要になります。 しかし保管していたニトログリセリンは不安定な状態になり、移動が困難だとされますが、これしか方法がないということで、過酷な移動に金欲しさの希望者が現れます。
今作は嵐の中の運搬、そして2台のトラックの思惑、そしてあの橋渡が見所ですね。 観ている方も思わず怯んでしまうようなあのシーン、まあ撮影自体も大変だったと思いますが。
30年前のオリジナルも機会があればと思います。
民衆の怒りが爆発している国情
そんな中事故を解決するため
ニトロ運びに集まった5人
しかしこれは
過酷な道のり
各所で難しい悪路
そして大雨の中の橋越え