anttiorbの映画、映像の世界

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キラー・スナイパー


ギャンブルで首が回らなくなったクリス(エミール・ハーシュ)は雨の日、父のアンセル・スミス(トーマス・ヘイデン・チャーチ)ところへ行く。 そこでは、継母のシャルラ・スミス(ジーナ・ガーション)半裸で出迎えた。 父のアンセルを外に連れ出すクリス。
妹のドティ(ジュノー・テンプル)のためというクリスは、保険金目当ての母親・アデル殺害の計画をアンセルに話す。 アデルには5万ドルの保険をかけているのだった。そして受取人はなんと妹のドティだという事を聞きつけたのだった。 しかし、自分たちで実行するのは無理がある。
そこで、直接の殺害は“キラー”ジョー・クーパーに依頼することに決めるが、彼の報酬は2万ドルだ と言うことだった。 5万ドルに内2万ドルは持って行かれてしまう。 残りを、クリス、アンセル、ドティ、シャルラで4頭分で話がなんとか着く。
次の日、アンセルの家にジョー・クーパー(マシュー・マコノヒー)がやってくる。 そこにいたのはドティだった。 彼女は母殺しを知っていた。 そして彼女は赤ん坊の時に母に殺されそうになったとジョーに話すのだった。 その記憶をはっきり覚えていると彼に言う。
そこでクリスとアンセルは、ジョーと交渉に入った。 しかしいざ会ってみると 『報酬の前払い』 が彼の仕事引き受けの条件で、さらに報酬は2万5千ドルだった。
前金で金を用意出来ないクリス等と、条件を譲らないジョーの交渉は決裂するのだが、ジョーは、妹のドティを担保にするこを条件にすると言い出し、クリスに選択を迫るのだった。 アンセルと話し、クリスは急場しのぎの合意にこぎつける。 そして実行に移るのだが…

マシュー・マコノヒー作品としては、日本未公開になった作品、でも監督はウィリアム・フリードキン、色合いが面白い作品でした。
物語は、どうしようもない親子のやり取りから始まるんですね。 博打で借金まみれの息子に、妻に捨てられ落ちぶれた生活をしている父親にそれにへばりついている欲深い女。
ただ一人、ちょっと障害のある妹がいて、この子に対してみんな気を遣うんですね。でも今回は彼女をだしに使い、大金をせしめようというお話。
いわゆる保険金殺人をある殺し屋に依頼することから物語は始まります。
殺し屋役のジョーに、マコノヒーが起用され、実は彼は警察官なんですね。 裏の顔で副業としてやっている。 でも実にプロの仕事をするようです。
ただ世の中そうは上手く行きません。 まあせっぱつまって良からぬ考えを持っているやつらに決して幸福は手に入らないんですよね。
ドティ役にジュノー・テンプルが紅一点起用されていますが、日本未公開なのは、レイティングも原因かもしれませんね。
マコノヒー出演作の一つとしては、怖い役の彼でした。

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殺しをジョーに依頼するクリス

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父のアンセルと継母のシャルラ

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そしてドティ

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仕事の担保をドティにするジョー

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仕事を片付け、核心に迫るジョー

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