anttiorbの映画、映像の世界

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パニッシャー


フロリダ州タンパ、車から降りてきた二人の男、一人はアタッシュケースを持っている。 コンテナーの上で待っていた男、どうやら取引現場らしい。 
中身は金だった、一応本物かチェックして、相手のロシア人は銃を出してきた。 取引成立だと思った次の瞬間、上空にヘリが現れ、FBIに取り囲まれた。 コンテナーに乗ってた男が銃を出した瞬間打たれ倒れた。 そしてロシア人も射殺され、二人のうち長身の男も射殺された。
FBIに射殺されたのはボビー(ジェームズ・カルピネロ)といい、裏社会を支配する資産家ハワード・セイント(ジョン・トラヴォルタ)の息子だった。 生き残ったミッキー(エディ・ジェイミソン)は大事な息子を死なせてしまったことにおびえる。 すぐに死体処理班が来てコンテナーの男を運んで行った。 
しかし彼は生きていた。 彼はFBI潜入捜査官でフランク・キャッスル(トム・ジェーン)といった。 ボビーは予定にはなかった犠牲者だったので、フランクは気分がすぐれなかった。
彼は仲間に仕事の成功を祝ってもらった。 セイントは息子の死を知り嘆き悲しんだ。 妻・リヴィア(ローラ・ハリング)もそうだった。 すぐさま生き残ったミッキーを保釈させ、事情を聞くセイント。 ミッキーは父の代からセイントに仕えていた。 その場で見せしめに一人殺したセイントは復讐をしようとするのだったが。 
フランクは久しぶりに家に帰り、暫しの休暇がもらえた。 ロンドンに転勤前の少しの期間だった。 セイントの片腕のクエンティン・グラス会計士(ウィル・パットン)はフランクが生きていることを突きとめ、復讐するなら休暇中の今だとセイントに進言する。そしてフランク一家のいるプエルトリコにセイントの配下の者たちが向かうのだった…

マーベルコミックスの作品なので、常人とは違うヒーローが出てくるのか? という期待感で見ていましたが。
パニッシャー=フランクは普通の人間ですね。 妻子だけでなく、一族すべてを殺された復讐にかける私刑執行人と化すのですが、ちょっとタフな男っていうだけなので、結構やられます。
途中でてくる殺し屋ザ・ロシアン(ケヴィン・ナッシュ)の方がよっぽどすごかったですね。 ただ最後の復讐シーンは残酷だけでなく、結構、策を講じた緻密なやり方なので、再復讐の芽も完全に断つ非情な手口でしたが、ちょっと敵役のあっさり感が残念でした。
これも息子と観ていましたが、トラボルタのボスの呆気なさに 「あれ?」 っていう感は否めません。 髑髏のTシャツが象徴なんですが、あまりやられるのであまり目立ちませんね。 でもちゃんと着る意味はあるんですが。
これは1989年版のリブートですが、そちらのパニッシャードルフ・ラングレンなので、そちらの方に期待したいです。

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息子の復讐に燃えるセイント

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重傷を負ったフランクだが


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生き残ったフランクは


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形成を建て直し


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反撃を開始する


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