2018年作品、ディエデリック・ファン・ローイェン監督、シェイ・ミッチェル グレイ・デイモン スタナ・カティック ルイス・ハーサム出演。
ミーガン・リード(シェイ・ミッチェル)はアルコール依存症の治療を受ける傍ら、病院の霊安室の警備員として働いていた。 未だに酒を飲みたいという欲求をコントロールできないリードだったが、霊安室にいるときだけは酒のことを忘れることができた。そんなある日、ハンナ・グレイス(カービィ・ジョンソン)という名前の少女の遺体が霊安室に運び込まれてきた。 彼女は悪魔祓いの儀式の最中に亡くなったのだが、遺体は顔の判別ができないほどに損傷が激しかった。
ほどなくして、霊安室の周辺で怪現象が起こるようになった。 やがてリードは「グレイスに悪魔が取り憑いていたという話は本当なのではないか」と思うようになったが、彼女には悪魔に対抗する術がなかった。
原題は「THE POSSESSION OF HANNAH GRACE」というんですね。
監督はディエデリック・ファン・ローエン、初めて作品を見ますが、ホラー系を撮っている監督のようです。
主演はシェイ・ミッチェル、初めてみるカナダの女優さんのようです。
そして死体のシーンが多いハンナ役はカービィ・ジョンソン、初めて見る女優さんです。
物語はいきなりエクソシスムから始まります。 ハンナという少女に憑いた悪霊は力が強く、周りの人間を容赦なく吹っ飛ばし殺してしまいます。 そして神父一人になってしまい、その父親はとうとう彼女自身を窒息死させますが。
一方、友人の紹介である病院の深夜の警備の職についたミーガン・リード。 人と接触したくない彼女は、こういう一人になれる、それも誘惑に駆られない環境を求めていました。 深夜の霊安室が彼女の担当で、すぐに人が辞めてしまう部署でした。彼女は特殊な役目なんでセキュリティもフリーパス、それだけやり手がなかったことがわかります。
彼女は超常現象など信じていません、しかしその日運ばれてきた死体は違いました。
今作は、なかなか冒頭から激しいですね。 そしていよいよハンナが力を出していきますが、実はこの死体はどんなに傷を受けて一旦心臓が止まり呼吸をやめても蘇っていきます。 さらには人間をとり殺していくと、肉体も復活していくというとんでもない悪霊付きでした。
最後はあの手しかないですよね。
厳重に拘束しても
暴れまわるハンナ
そして死体となり
霊安室に保管されるが
おかしなことが起こり始め
そして周りの人間が襲われていく