2019年作品、ロバート・バッドロー監督、イーサン・ホーク ノオミ・ラパス マーク・ストロング クリストファー・ハイアーダール出演。
何をやっても上手くいかない悪党のラース(イーサン・ホーク)は自由の国アメリカに逃れるために、アメリカ人に扮装してストックホルムの銀行強盗を実行する。 彼は幼い娘を持つブリジッタ(ノオミ・ラパス)を含む3人を人質に取り、犯罪仲間であるクラーク(マーク・ストロング)を刑務所から釈放させることに成功。 続いてラースは人質と交換に金と逃走車を要求し、クラークと共に逃走する計画だったが、警察は彼らを銀行の中に封じ込める作戦に打って出る。
現場には報道陣が押し寄せ、事件は長期戦となっていく。 すると犯人と人質の関係だったラースとブリジッタたちの間に、不思議な共感が芽生え始める……。
実話ということのようですね。
監督はロバート・バットロー、作品を見るのは初めてです。
主演はイーサン・ホーク、「真実」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/26/060000 が近作出演です。
ノオミ・ラパスは、「アンロック/陰謀のコード」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15480222 が近作記事ですね。
物語はストックホルムに来たアメリカ人、銀行に押し入りいきなり銃を乱射します。 その割には緊張感がなく、すぐに通報ボタンを押したのはベテラン銀行員のブリジッタでした。 彼女ともう一人の女性・クララ、そしてたまたまいた男を人質に取ります。彼はラースといい、刑務所にいるグンナーを釈放しろ、そして無事に逃走できる手配を取らせることを交渉します。 でも何故か、人質に優しく、危害を加える気はなくただただグンナーの身柄だけが目当てでした。
ただ、警察はメンツを重んじ、なかなか彼のいうことを聞かず時間を稼ぎます。 そして人質よりも、自分たちのメンツを大事にする警察、政府に対して、人質たちはだんだんラースに協力的になっていきます。
今作は実際にあった人質事件が元になっています。 食料、生理用品、ここまではなんとか差し入れさせますが、結局催涙スプレーを注入して、逮捕、あるいは射殺やむなしになっていく警察、そして合流したグンナーも警察と取引をしていることがわかります。
ラースはブリジットとだんだん緊密になっていきますが、ラストシーンは情緒的でしたね。
アメリカ人に化けたラースは
人質を取り
グンナーを釈放させる
後は脱出方法だが
一旦は車に乗り込むが
彼女に協力してもらう