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ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター

2016年作品、マイク・メンデス監督、ドルフ・ラングレン クリスティーナ・クリーブ ジェームズ・チャルク トニー・ベントレー出演。

鹿狩りのハンターが、森で蓋の開いた金属の入れ物を見つける。 先に見つけていた犬が突然飼い主に襲いかかってきた。 銃で撃ち殺すと、突然男の目が真っ黒になり、咆哮をあげる。 自分の家に戻った男は家族を猟銃で撃ち殺し、隣人の家に押し入って隣人達も殺し、隣家の父親に射殺される。 すると、今度は父親の目が真っ黒になり、家族に襲いかかった。
事件の起こった田舎町に、その町の出身者であるイブリン(クリスティーナ・クリーブ)がFBI捜査官として、この事件の捜査のためにやってきた。 保安官と話していると、突然やたらガタイのでかい男が保安官補達の静止を振り切り事務所に入ってきた。 ジェビダイア(ドルフ・ラングレン)と名のった男は、この事件が悪霊によるものだと話し、自分は悪霊ハンターだと言う。 当然相手にされず、牢屋に入れられてしまう。
イブリンが唯一の生存者の女性に面会する。 彼女は犯人が侵入してきて家族を殺したこと、夫が犯人を撃ち殺すと今度は夫が息子を撃ち殺し、彼女に包丁で襲いかかってきたと言って泣き出した。 最後に、目が真っ黒だったと呟いた。 その言葉に、イブリンははっとする。 ジェビダイアが目のことを言っていたから。
署に戻りジェビダイアを牢から出し、話しを聞く。 彼が言うには、悪霊はいろんなタイプがいて、人に取り憑く方法がそれぞれ異なるが、この世界を終わらせようと災いをもたらすということが共通している。
この町にいるのは、ジェビダイアが何十年も前に父親と退治したが、憑依方法は殺された瞬間に殺した相手に取り憑くというもので、ジェビダイアの父親が自分を犠牲にして、毒を飲んで悪霊が取り憑いた人間を殺し、自らも死んでしまった。
行き場の無い悪霊の本体、小さな光の玉のような姿のものをジェビダイアが捕まえて、30年間彼が保管していた。 人の手に渡らないよう飛行機で湿地帯に落とそうとしたが、悪霊の特殊な能力のせいで、事故で機体はバラバラ。 ジェビダイアはパラシュートで脱出した。
墜落したのがこの町の近くだったらしい。 冒頭の猟犬が発見したのは落下した悪霊の本体が入った容器だったようだ。 ジェビダイアを信用したイブリンと保安官は彼に協力することに。
ジェビダイアとイブリンは最後に殺した人間が本能で家に戻っていると考え家に向かう。 最強の武器である、殺さずに捕まえることのできるネットガンを持って・・・

これはなかなか面白い設定ですね。
監督はマイク・メンデス、個性的な作品を作る監督です。 「強盗狩り」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15678307.html 「ザ・コンヴェント 死・霊・復・活」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15111617.html を記事にしています。
主演はもちろんドルフ・ラングレン、「アクアマン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15874175.html 「クリード 炎の宿敵」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15849620.html と大作出演が続いています。
そして クリスティーナ・クリーブ、初めて見る女優さんのようです。

物語は、いきなり家族を殺していく目の黒い男から始まります。 容赦なく殺していく男ですが、一切の感情がない、そして目の黒さが不気味な男。 しかしその男を殺すと、殺した側の人間の目が黒くなり、今度はその人間がどんどん殺戮を始めます。
FBIが乗り出してきますが、その役目は地元出身の女性イブリンでした。 しかし彼女は目撃者の話を聞く前にある大男と出会います。 いかにも怪しい男、彼は不審者で捕まってしまいますが、彼こそこの事件の真相を知る男でした。
そして二人はこの事件を追って行きますが。

今作はゾンビという感じではありませんね。 “悪霊ハンター” という言い方がもっともですね。 殺すことは出来ない、でもイブリンに対して乗り移られた人間がちょっとおかしな行動をとるんですね。
こういう設定はなかなか面白いんですが、続編がありそうなラストでした。

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黒い目をした殺人鬼?

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そして大きな男が現われる

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彼はいったんは捕まるが

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どうやら本当のことを言っているようで

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FBIに協力するが

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