anttiorbの映画、映像の世界

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Daughters

2020年作品、津田肇監督、三吉彩花 阿部純子 伊藤祐輝 二見悠出演。
東京・中目黒。桜が並ぶ川沿いのマンションの1室で暮らす友人同士の堤小春(三吉彩花)と清川彩乃(阿部純子)。 共に27才でライフスタイルの似ているふたりは、よく働き、よく遊び、自由を謳歌しながら毎日を過ごしている。
そんなある日、小春は彩乃から妊娠したことを告白される。 父親のわからないその子供を、悩みながらも産む決意をする彩乃。 やがて、楽しかったふたりの生活は少しずつ変化してゆく……。
 
これは二人の女優さんが良い距離で演じていました。
監督は津田肇、初長編作品となります。
主演は二人、三吉彩花は、「犬鳴村」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/19/060000 で主演をしていました。
阿部純子は、「ソローキンの見た桜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15916808 が近作です。
 
物語はイベントデザイナーの堤小春とファッションブランドの広報の清川彩乃がルームシェアをして暮らしています。 二人は波動が合うというか、理想的な共同生活をしています。 しかしそんなある日、共通の友人たちと飲んだ後、小春は酔いつぶれ、その中の一人の男・林浩介に送ってもらいます。 小春はそのまま寝てしまいますが、浩介と彩乃はベッドを共にしてしまいます。 実は飲み会で浩介は、海外に行くと言っていて、彩乃はたった一夜で妊娠してしまいます。
それがわかったとき、彼女は自覚はありましたが、父親のことは言わないで、一人で産むことを小春に告げます。 産婦人科医についてきてもらい、初めは中絶することを進めていた小春も、だんだんと彩乃を応援する側になって行きます。
 
今作は、奇跡の二人の女性という感じがしますね。 二人だけの生活の時は、ちょうどいいのかもしれませんし、彼氏ができた時にその生活は終わって行くでしょう。 でもそうではなく、妊娠してシングルマザーになる決心をいきなりする彩乃を、だんだんと真剣に応援していく決心をする小春が、何か潔いんですね。
もちろん父親は誰!?、そして小春も父親がわかって行くんですが、それを乗り越えて、一緒に生まれてくる子供を育てていこうとする姿が、妙に感動するんですよね。
二人とも母性、というよりも小春は父性に近いものを感じちゃうんですがね。
 

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シェアをしている

 

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小春と彩乃

 

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小春が妊娠

 

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産むという彩乃だが

 

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そしてだんだんと小春が

 

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そして実家に行き産むと報告をする

 

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