2020年作品、クリストファー・ノーラン監督、ジョン・デヴィッド・ワシントン ロバート・パティンソン エリザベス・デビッキ ディンプル・カパディア出演作。
ウクライナのオペラハウスで、突如としてテロ事件が発生。 現場に突入した特殊部隊に、ある任務を帯びて参加していた“名もなき男”(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、大量虐殺を阻止したものの自身は捕らえられ、仲間を救うために自害用の毒薬を飲まされてしまう。
ウクライナのオペラハウスで、突如としてテロ事件が発生。 現場に突入した特殊部隊に、ある任務を帯びて参加していた“名もなき男”(ジョン・デヴィッド・ワシントン)は、大量虐殺を阻止したものの自身は捕らえられ、仲間を救うために自害用の毒薬を飲まされてしまう。
しかし、その薬はいつの間にか鎮静剤にすり替えられていた。 目覚めた“名もなき男”は、死を恐れず仲間を救ったことで、フェイ(マーティン・ドノヴァン)と名乗る人物から、未来の装置「時間の逆行」を使い未来の第3次世界大戦を防ぐという、謎のミッションにスカウトされる。 鍵となるのは、タイムトラベルではなく“時間の逆行”。 混乱する男に、フェイはTENETという言葉を忘れるなと告げる…
難解な作品、いかにも監督らしいですね。
主演はジョン・デヴィッド・ワシントン、「ブラック・クランズマン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15923372 で主演を務めていました。
物語はオペラハウスで、起こったテロ事件。 大量虐殺は避けられましたが、多少の犠牲者と、その特殊部隊の男が捕まってしまいます。 自害用の薬を飲み死んだと思われていましたが、彼は生かされ、そして彼の存在は消えて、ある意味自由に動ける存在になりました。 さらに、驚くべき技術を見せられます。 それは撃った弾丸が戻ってくる現象でした。 説明を受けてもピンとこない男でしたが、実際に目の前で起こっていること。
しかしその技術を利用し、第3次世界大戦を起こそうとしている力が働いていることを告げられ、彼はそれを阻止する任務を与えられます。
今作は、予告編が長く流され、コロナで劇場公開が危ぶまれました。 しかし監督の強い希望で、劇場公開ということが決まり、ここで公開されました。アメリカでも大型作品の公開はこれくらいのようですね。
前作は歴史的な史実を描きましたが、今作はやっぱりノーラン監督という、難解でそれでいて引きこまれる作品でした。 おそらく何度見ても難しい作品でしょうし、解説をしてもらっても、辻褄さえ合っているかどうかもわからない難解さ。 でもそれがノーラン作品ということかもしれません。
驚異的な現象を目撃し
それを利用した計画を聞き
フェイと合流
そして現象を目の当たりにする名もなき男
この男が世界を終わらせようとしている
そして大胆な計画を立てる