anttiorbの映画、映像の世界

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ディヴァイン・フューリー/使者

2019年作品、キム・ジュファン監督、パク・ソジュン アン・ソンギ ウ・ドファン チェ・ウシク出演。
総合格闘技の若き世界チャンピオン・ヨンフ(パク・ソジュン)。 彼はかつて幼少期に事故により父(イ・スンジュン)を亡くし、神への信仰を失っていた。
ある日、ヨンフは右手に見覚えのない傷ができていることに気がつく。
その傷について調べるうち、彼は何かに導かれるかのようにバチカンから派遣されたエクソシストのアン神父(アン・ソンギ)と出会い、それがきっかけで自身に正義の力が隠されていることを知っていく。
一方、街には悪魔に魅入られた一人の男(ウ・ドファン)が、密かに一人、また一人と人々を悪魔に売り渡していた。
そして運命に導かれるように彼らは遭遇、激しい戦いに臨んでいくが……
 
韓国版エクソシストですね。
主演はパク・ソジュン、「パラサイト 半地下の家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/23/060000 ではミニョク役をしていました。
そしてアン・ソンギ、「人間の時間」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/01/060000 では神のような存在の老人役でした。
ウ・ドファンは、「MASTER/マスター」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15297372 に出演しています。
 
物語は、幼いころ、違法車を止めようとして父を失った少年のお話です。 敬虔なクリスチャンだった父と息子。 神父に対し一新に祈れば父は助かると言われた少年ヨンフでしたが、父はそのまま帰らぬ人に。 その怒りの矛先は、頼った神父と、キリストに向かい、それ以来神を信じなくなったヨンフ。 そして彼は格闘家のチャンピオンに上り詰めました。
そんな彼が韓国に帰ると、毎晩うなされるようになります。 そして夢の中で十字架を触ったときに、手のひらに傷を負い出血します。 しかし毎晩不気味な存在に苦しめられますが、その存在は彼の手のひらを見たり、触ったりすると逃げていきます。
病院に行っても異常はなく、そして紹介された盲目の能力者に会いに行きます。 そして彼女の教えに従い、ある神父に会いに行きます。 それがアン神父で、彼こそバチカンから派遣されたエクソシストで、どうやら韓国にいる闇の司教を、退治しようという使命を帯びていました。
そして闇の司教の餌食になって、悪魔に取りつかれた犠牲者が、次々と現れます。 そしてその現場に出くわしたヨンフも、戦いに加わって行きます。
 
今作は闇の司教とヨンハの戦いが主になっています。 神を信じないヨンハが、神の側で悪魔たちと戦う。 その矛盾があるんですが、彼は神を信じていないんではなく、神を憎んでいるという説明があります。 神の存在はある意味確信しているということなんですね。 そして、それは亡き父も彼のことを近くで守っているんですね。
これはシリーズになりそうですね。 アン神父が主役のようなテロップが流れていましたが。
 

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急に残忍な試合スタイルになり、チャンプとなるヨンフ

 

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アン神父とチェ神父が悪魔祓いをしていた

 

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そしてその場にヨンハが現れ、傷をアン神父に見せる

 

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闇の司教のジシン

 

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そして新たな悪魔に突かれた少女が

 

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そして二人が立ち向かう

 

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