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アルプススタンドのはしの方

2020年作品、城定秀夫監督、小野莉奈 平井亜門 西本まりん 中村守里出演。

高校野球の応援席。 野球のルールも知らない2人の演劇部員、安田(小野莉奈)と田宮(西本まりん)は、訳あってお互いに妙に気を遣っているようだ。 そこに遅れてやって来た元野球部の藤野(石原壮馬)。 そしてぽつんと一人いるのは、帰宅部の成績優秀女子・宮下(中村守里)。 彼女は、吹奏楽部部長に成績学年一位の座を明け渡してしまったばかりだった。
時折やって来ては、ひたすら声を出して応援しろという英語教師の厚木先生(目次立樹)。 やがて、それぞれの想いを抱えたまま、格上チーム相手に戦況不利な試合が、終盤に1点を争うスリリングな展開へと突入していく……。
 
これはなかなか面白い設定でした。
監督は城定秀夫、「劇場版 屍囚獄」 https://anttiorb.hatenablog.com/search?q=%E5%9F%8E%E5%AE%9A%E7%A7%80%E5%A4%AB を記事にしています。
主演は小野莉奈、記事にした作品はありませんでした。
西本まりんは、「最高の人生の見つけ方」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/10/25/060000 に出演歴がありました。
そして中村守里、「書くが、まま」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15901215 で主演をしています。 “ラストアイドル”のメンバーですが、太田プロ所属なんで、チャンスが巡って来るようです。今作は前作よりも、成長した演技が見れますよ。
 
さて物語は、ある部の参加断念シーンから始まります。 それはいったい何部なのか?そして野球部の応援に来たある高校のシーンとなります。 全員で、甲子園に出場した野球部の応援に駆り出された生徒たち。 勉強が遅れている生徒は、ホテルで補修を行ってからの応援。 演劇部の二人はあまり野球を知らないようで、何となくの応援。そこに元野球部で控えのピッチャーだった藤野が近くに座ります。 少し冷めた目で見ている彼ですが、少し離れたところで、勉強のできる宮下も立ちながら、黙って試合を見ています。
 
今作は、一応甲子園のアルプススタンドという設定のようですね。 もちろん甲子園ではない感じですが、一画の設定なんで、そこは気になりません。 そして実は演劇部の二人にもある苦い体験があり、一人黙って応援をしている宮下もひそかにエースピッチャーのことが好きなんですね。 でも吹奏楽部のキャプテンがそのエースと付き合っていることがわかります。
 
そんな高校生のそれぞれの世界の心理描写がなかなかいいんですよね。 それでいてしっかりと、まったく映らない試合の緊張感が描かれるんですね。 舞台劇がもとのようで、その後日譚もなかなかいいんですよね。 秀作ですよ。

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演劇部の二人

 

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そして宮下

 

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吹奏楽部の久住

 

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4人にはそれぞれの思いがある

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声をつぶして応援する厚木先生

 

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彼女も必死に

 

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