2018年作品、ドレイク・ドレマス監督、ユアン・マクレガー レア・セドゥ テオ・ジェームズ ミランダ・オットー出演。
ゾーイ(レア・セドゥ)は人間関係の改善に取り組むベニゾルの研究所で働く若い女性である。 研究所では、人間そっくりのアンドロイドであるシンセ(Synthetic)のアッシュ(テオ・ジェームズ)を製作し、人間とのかかわりを観察する。 ゾーイは離婚したばかりの研究者のコール(ユアン・マクレガー)に魅かれるが、自分が人間とのかかわりを観察するためのシンセであり、記憶は偽物であるとコールから知らされる。
ゾーイはシンセの売春婦であるジュエルズ(クリスティーナ・アギレラ)にアドバイスを求め、コールとの仲を深める。 だがゾーイが交通事故に遭って損傷したことをきっかけにして、コールはゾーイと距離を置き研究所を辞める。
ゾーイとコールは、ベニゾルの製品である恋愛を促進する薬品を飲んで、それぞれゆきずりの関係を試すが充たされない…
これはなかなかラストが感動しますね。
監督はドレイク・ドレマス、作品を見るのは初めてのようです。
主演はユアン・マクレガー、「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/04/060000 が近作ですね。
レア・セドゥは、「たかが世界の終わり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14762129 では美しい妹役をしていましたね。
物語は、ベニゾル研究所で働く研究者・コールが離婚したところから始まります。 息子に会う時間は作ってくれますが、元妻は既に新しい夫がいます。 そこで働く美しい女性ゾーイ、彼女はコールのことが気になっています。
研究所では、より人間に近いアンドロイド、シンセと呼んでいますが、アッシュという男性型ロボットを作ります。 彼はどんどん知識と、人間らしさを学習していきます。そしてゾーイはどんどんコールに惹かれていき、コールもまた彼女に親近感以上の感情を持っていきますが。
今作は、もうお分かりのようにゾーイもシンセなんですね。 しかし、彼女はあとから作られたアッシュ以上に人間に近いんですね。 コールもそれを承知で愛していくんですが。
これはラストシーンがまたいいんですね。 奇跡というのはこのことを言うんでしょう、そんなラストシーンは泣けます。
研究所で働くゾーイ
コールはアッシュというシンセを作る
忠実な助手のゾーイだったが
何時しか二人は心を通わせる
しかし自分がシンセだと知るゾーイ
事故から二人はいったん離れるが