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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

2022年作品、ギレルモ・デル・トロ マーク・グスタフソン監督、グレゴリー・マン ユアン・マクレガー デヴィッド・ブラッドリー ティルダ・スウィントン声の出演。

おもちゃ職人のゼペット(デヴィッド・ブラッドリー)は戦争でひとり息子を失い、深い悲しみに沈んでいた。 月日が経っても意気消沈して自暴自棄になっていたゼペットは木を切り倒して人形を作り上げる。 ところがそのゼペットのもとに奇跡が起きる。人形に魂が宿り、ピノッキオ(グレゴリー・マン)と名乗りながら動き出し、息子だと名乗ってきたのだった。 本物の人間になりたいと願うピノッキオは、戦禍の世界を旅しながら苦難を乗り越えていく。

表題のように監督はギレルモ・デル・トロ、「ナイトメア・アリー」https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2022/03/31/060000 を記事にしています。
そしてもう1人マーク・グスタフソン、単独監督作品はまだないようです。

ピノキオ“をしっかり映画として見たのはもしかしたら初めてかもしれませんね。 子供向けアニメーションという括りだからでしょうけど、しっかりと大人向けで、ミュージカル仕立てで作られた今作は、なかなか質の高いアニメーションになっていました。
動く人形を見せ物として金儲けしようとする興行の親玉。 さらにムッソリーニというファシズムの存在がいますね。 ちょっとラストは物悲しいんですが、新たな冒険の始まりも感じさせますね。