2018年作品、藤原知之監督、矢野聖人 武田梨奈 岡本玲 近藤芳正出演。
和歌山県南部、クジラしか飼育されていない『太地町立くじらの博物館』。 来客数は減少、次々に飼育員が辞めていくなか、館長の富樫(鶴見辰吾)は、経験豊富なベテランスタッフの反対を押し切り、飼育員リーダーにまだ若い鯨井太一(矢野聖人)を任命する。
東京の水族館からピンチヒッターとして呼ばれた白石唯(武田梨奈)や、学芸員の間柴望美(岡本玲)ら、同僚たちの中にも懸命に太一をサポートする者も現れるが、彼らを悩ませていたのはいまだ来客が少ないことだった。
そんななか、博物館を盛り上げるため、太一はスタッフの手作りによる “くじら夢まつり”を計画。 だが、開催を目前に控えたある日、くじら夢まつり中止の危機が訪れる……
クジラを飼育するには風当たりが強い世界になっていますね。
監督は藤原知之、初監督作品のようですね。
主演は矢野聖人、「引っ越し大名!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/11/060000 が近作の出演のようです。
武田梨奈は、「殺る女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15752355 が近作です。
岡本玲は、「弥生、三月 -君を愛した30年-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/05/060000 が近作ですね。
物語は、鯨井という名前からしてクジラと友達のような青年が、飼育員のリーダーに抜擢されます。 要領のいい飼育員ではありませんが、こつこつと努力を続ける、周りとは違うペースで少し疎まれています。 そこに東京から来た応援に呼ばれた飼育員の唯がやってきます。 気が強くプライドの高い唯ですが、鯨井はマイペースで彼女に接していきます。
しかしクジラメーンのこの博物館は存続の危機を迎えていました。
今作は、やはりクジラということで、あの有名な環境団体の存在がちらつきますね。 なかなか厄介なあの団体、それがクライマックスに忍び寄ってきます。
そして一世一代の夢まつりにだんだんと飼育員たちが結束していくのはなかなかいい感じでした。
東京から来た白石唯
鯨井がリーダーになる
そしてクジラ祭りをすることに
初めはばらばらだった
飼育員たちだったが
だんだんと一つに