2019年作品、ステフォン・ブリストル監督、エデン・ダンカン=スミス ダンテ・クリッチロウ マーシャ・ステファニー・ブレイク ジョナサン・ニーヴス出演。
CJ(エデン・ダンカン=スミス)とセバスチャン(ダンテ・クリッチロウ)は黒人で学校では秀才。 二人で過去に戻れるTRPというタイムマシン装置を発明した。 しかしそれは一日しか戻れず、過去に10分だけしか滞在できない。 二人はセバスチャンの家の倉庫で科学展の準備で忙しくしていた。 この科学展が成功すれば奨学金がもらえ、それ以外にも、機械の修理などをして開発費用をまかなっていた。
最近、地元でピエールという黒人の青年が無実なのに警察に撃たれて殺されてしまうという事件が起きた。 そのため、警察と黒人の仲は険悪になっていた。 CJの父親は既に亡くなっており、兄のカルヴィン(ブライアン・“アストロ”・ブラッドリー)が父親代わりをしている。そ んなカルヴィンのおせっかいな態度に、CJはうんざりしていた。
一方、CJとセバスチャンは4回目のTRPの実験を行い、見事タイムとラベルに成功する。 二人は嬉しくて有頂天になり、イジワルなシャレド(レイショーン・リチャードソン)にいつもの仕返しをすることにする。 しかし、シャレドを交通事故に遭わせてしまい、腕を骨折させていまう。 10分経過しそうになったので二人は急いで現在に戻る。後味が悪い結果となってしまったが、二人はタイムトラベルの成功をかみ締めた。
7月4日のアメリカ独立記念日に、カルヴィンは強盗犯と間違えられて、警察に撃たれて亡くなってしまう。 CJはこの事件をきっかけに一日しか戻れなかった装置を一週間まで戻れるものを発明した。 そして過去に戻ってカルヴィンを助けようと計画する。セバスチャンはそれに反対するが、CJのために協力をする。
7月4日に戻り、制限時間10分でカルヴィンを助けに行くが、シャレドに捕まって時間を無駄にし、間に合わず現在に戻ってきた。 作戦を練りなおし、カルヴィンを直接助けるのではなく、強盗を止めたほうが、いい結果を招くのではないかと考える。 強盗が行われる前に警察に連絡すれば、簡単に強盗を止められるという作戦なのだ。
それをするには膨大なエネルギーを制御する必要がある。 CJが苦手なクラスメイトのエオドワルド(ジョナサン・ニーヴス)に、特別な電子回路盤を貸してもらう。 これを使えば、タイムトラベラー中の自分たちに会うことはないということだったが…
あの名作にテイストが似ています。
監督はステフォン・ブリストル、今作がデビュー作品でしょうか。
主演のCJ役はエデン・ダンカン=スミス、「ANNIE/アニー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/12651237 に出演していました。
ダンテ・クリッチロウは、今作が初めてかもしれませんね。
物語は優秀な頭脳を持った二人の秀才が、タイムマシンを作るお話です。 CJとセバスチャンは、恋人というより親友ですね。 実験を繰り返し、とうとう成功します。 しかし、その時、兄が警察官に誤って殺される事件が起きます。 強盗犯と間違われ、CJは何とか兄を救おうと、タイムマシンを使うことを考えます。 しかしなかなかうまく行きません。 そしてやり方を変えた時にもっと大きな問題にぶつかってしまいます。
今作はやっぱりあの名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14313477 に通じるところがありますね。 それも冒頭のシーンに、マイケル・J・フォックスがちらっと出演して、意味深なセリフを言うからでしょう。
マーティ先生ではないので、続編的な位置づけではありませんが、においを感じる雰囲気になっていますよね。
二人は実験を繰り返し
先生にも相談し
そしてとうとう成功する
しかし兄が亡くなり
二人は過去に行って兄を救おうとするが
なかなかうまく行かないので彼に応援を頼む