ニューヨーク・マンハッタン、アニー(クワベンジャネ・ウォレス)は学校の授業で、作文を読むという課題で、彼女は文は頭の中にあると言い、先生を呆れさせている、いつものことらしい。
金曜日の授業が終わると真っ先に行くところは、あるレストランだった。 そして閉店までいると、必ず店主は差し入れをくれる。 ここは彼女が幼いころ捨てられた場所だった。 そしていつの日か両親が迎えに来てくれると信じているアニーだった。
彼女の帰るところは里親のハニガン(キャメロン・ディアス)が営む施設だ。そこには数人の同じような女の子がいる。 アニーはきっといつかはみんな迎えが来ると歌いながら励ますが、ハニガンの扱いは荒い。
彼女は過去の歌手としての思い出に すがりながら生きる独身女性、子供たちに毎日のように愚痴るので、彼女たちはハニガンのセリフはすべて覚えているほどだった。
携帯電話会社のCEOのスタックス(ジェイミー・フォックス)は、ニューヨークの市長に立候補した。 たった一代で会社を発展させ富を気付いたスタックスだが、我がままで、綺麗好きというか潔癖症。 有権者と握手するたびに消毒をし、口内も消毒するほどだった。
車が故障したのについイラついたスタックスは、珍しく一人で歩いていると、犬を追いかけていたアニーとぶつかった。 しかし転んだアニーにトラックが迫ってきた。 間一髪彼女を助けたスタックス、しかしその画像が動画サイトにアップされ、彼の指示率は上がったのだった。
ガイはそこをチャンスと思い、アニーの里親になるようスタックスに進言する。 そしてスタックスもその話に乗り、臨時の里親になるのだが…
「アニー」が映像化されるのは3回目ということですが、私は初めて見ました。
当初アニー役は製作に参加しているウィル・スミスの娘のウィロー・スミスだったそうですが、クヮヴェンジャネ・ウォレスに変更になったそうです。彼女は「ハッシュパピー ~バスタブ島の少女~」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9532409.html で主役を演じ、大きな評価を受けました。
確かに演技力のある子ですが、歌は吹き替えなんでしょうね。 でもこういう逞しい役はぴったりです。
テーマとしてはシンデレラストーリーなんですが、アニーと触れ合うことで、かたくなだったスタックスが変わっていく様が気持ちいいですね。
スッキリと観れるミュージカルです。
アニーと出会うスタックス
里親のハニガン
スタックスに近づくハニガン
グレイスとアニー
そして二人は