1997年作品、コスタ=ガヴラス監督、ジョン・トラヴォルタ ダスティン・ホフマン アラン・アルダ ミア・カーシュナー出演。
ネットワークのやり手取材記者だったマックス(ダスティン・ホフマン)は生中継のレポートで大物アンカーマン・ケヴィン(アラン・アルダ)に恥をかかせたために地方局へ左遷されていた。
ある日、自然博物館へ取材に訪れていたマックスは、博物館を解雇されたサム(ジョン・トラヴォルタ)という男がカッとなってライフルを振り回し、元同僚の黒人警備員を撃ち、博物館に立て籠ったところに出くわした。 早速、マックスは現場から生中継を始め、あっという間に事件は広まった。
戸惑うサムは自分のような人間が注目してもらうにはライフルやダイナマイトしか思い付かなかったと語り、マックスはテレビでその話をしろと言う。 全米に放映されたサムのインタヴューは大きな反響を呼んだ。 マックスも、これでキー局へ返り咲けるとほくそえんでいたが、元同僚が死亡したことから、黒人コミュニティからサムは差別主義者だという意見が出るようになった。
混乱するサムに、マックスは自首を勧める…
こういうトラボルタも珍しい感じでした。
監督はコスタ=ガヴラス、記事にした作品はありませんが、見たい作品はあるようで。
主演はダスティン・ホフマン、「疑惑のチャンピオン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14266062 が近作記事です。
そしてジョン・トラボルタ、「THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション」
https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15595127
が近作記事となってしまいますが。
物語は左遷されたマックスがたまたま取材に来ていた自然史博物館で起こった、ライフル乱射事件に遭遇するお話です。 犯人は解雇された男サムでした。 しかし彼は撃つ気持ちはなく、誤って発砲した弾が、元同僚の黒人警備員に当たってしまいます。 ただの怒りに任せた脅しでしたが、もう後に引けなくなったサム、しかしマックスはこれが自分の名誉挽回のチャンスにして、生中継を買って出ます。
今作は、ちょっと無責任なマックスに憤りを覚えるお話ですね。 そもそも銃を持って博物館に乱入した時点で、もう犯罪者なんですが、気の強くないサムに取り入り、何とか中継で同情を誘い、情状酌量の方向にもっていくという、安易な発想に、これから来る悲劇が予想されてしまいますね。
しかしこういうトラボルタの役がなかなか生きていましたが。
発砲して、元同僚に充ててしまうサム
居合わせたマックス
そして彼のインタビューを行い
大きな話題となる
初めは世間も同情したが
風向きが変わり、とうとう