2020年作品、土井裕泰演出、松重豊 宮崎あおい 永山瑛太 一路真輝 出演。
小野寺理紗(宮崎あおい)と両親はとても3人で住むには広すぎる家に住んでいた。 その家は理紗の両親が娘夫婦と同居するために建てた2世帯住宅、当初はここに一緒に暮らすはずだった。 しかし、4年前に理紗は婚約者に逃げられてしまったために思惑が見事に外れてしまい、こうして3人で広すぎる2世帯住宅に住む羽目に遭ってしまっている。
そんなある日、理紗は恋人の兵頭幸太郎(永山瑛太)という男性を自宅に連れてくるのだが、なんと幸太郎からプロポーズをされたというのである。 しかも、その幸太郎という男性、実は理紗の父である小野寺俊作(松重豊)が勤める会社の元後輩であり、今は自分の上司だったのだ。
思いも寄らぬ展開に俊作は大いに悩む。 親として娘の結婚を祝福したいと願っているが、自分の上司である幸太郎に果たして娘を任せていいものかという切実なる悩みが俊作を襲う。 果たして理紗と幸太郎、そして俊作と妻の真知子(松坂慶子)との2世帯同居は叶うのか。 そもそも理紗と幸太郎は無事に結ばれるのか…
こういうドラマは良いですね。
演出は土井裕泰、「映画 ビリギャル」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13004734 以来スクリーンには作品を上げていませんが、今年は公開予定作品が2本あるようです。
主演は宮崎あおい、「ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15226664 以来映画はしばらくになっていますね。まずはドラマで。
松重豊は、「グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/02/25/060000 が公開中です。
物語は、結婚式のシーンから。 ドレスを着た小野寺理紗に伝えられたのは結婚中止の知らせでした。 新郎が逃亡、婚約破棄に当日なってしまいました。 小野寺家はもう二世帯住宅にしてしまっており、その後の暮らしはちょっと広すぎになっています。
両親は早く新しい恋人を見つけて、あの悪夢を忘れてほしいと思っていますが、表面上は彼女は明るく働いています。 しかし理紗はしっかりと新しい恋を育んでいました。それはなんと父の知っている会社の後輩でした。 文句なしのぴったりの男性でしたが、実はそうもいかなくなってきます。 なんと幸太郎は父の上司に大抜擢、複雑な展開になってきます。
今作はほのぼのとしたある家庭のお話ですが、落ち着いたキャストも、物語の展開もいいんですよね。 そして老後の問題や、これからの家庭をどうしていくか、その点では一つのモデルパターンかもしれませんね。
もちろんこんな理想的な展開はないとも思いますが、核家族から、もしかしたら方向転換の時代が来るかもしれません。
なんと結婚式が!
そして広い家に3人が
しかし彼女には恋人が
兵頭が本社に戻ってきた
そして彼女の恋人だったが
俊作の上司になっていた