anttiorbの映画、映像の世界

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もみの家

2020年作品、坂本欣弘監督、南沙良 二階堂智 二見悠 緒形直人出演。


心に不安を抱えた若者を受け入れる施設・もみの家に、半年間不登校で、心配する母親・朋美(渡辺真起子)に促されて16歳の彩花(南沙良)が俯きながらやってくる。 笑顔で招き入れるもみの家の主宰・泰利(緒形直人)は、ここでは早寝早起きで農作業を行うことを説明し、腹を括って見守ってほしいと告げる。 母親は彩花のことを心配しながら、東京に帰る。

朝、寮生たちはそれぞれが担当している当番をこなして食卓に着く。 寝不足で食事が喉を通らない彩花に、泰利は自分たちで作った野菜を勧める。 泰利の妻・恵(田中美里)もきゅうりの糠漬けを差し出すが、彩花は匂いが苦手だと言って食べようとしない。

昼、畑で作業していると、お調子者の伴昭(上原一翔)がふざけて彩花を泥の中に突き飛ばす。 伴昭は謝罪し、他の寮生も声をかけるが、彩花は泥だらけのまま無言で立ち去る。 もみの家の近所に住むハナエ(佐々木すみ江)はその姿を見て驚き、声をかける。 彩花は、堰を切ったように声を上げて泣き出す。

彩花はもみの家での生活に徐々に慣れていき、周囲に暮らす人々との出会いや、豊かな自然に囲まれて過ごす穏やかな時間のなかで、少しずつ自分と向き合い始める……


これも出演者のコメントを聞いて見に行きました。
監督は坂本欣弘、初めて作品を見ます。
主演は南沙良、「居眠り磐音」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15962983 に出演歴がありました。
緒方直人さんのトークがこの作品を鑑賞するきっかけになっています。「Fukushima 50」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/03/17/060000 に出演していました。
妻の恵役で田中美里、「貞子vs伽椰子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14235882 に出演していましたが、今作の役は見事な役どころでした。


物語は、高校に行けなくなった彩花のお話です。 母は何とか高校に行かせたいのですが、父はもう少し様子を見ようと言っています。 しかしこのままでは何の改善も見られないことから、“もみの家”の存在を知ります。 もちろん母の朋美も心配でしたが、集団で寝泊まりをして、農作業をする。 モットーは早寝早起き。 そんな家に入った彩花、優しい主宰夫婦、そしてみんな訳ありで入ってきた人間ばかりですが、だから人の痛みは理解できる若い人間たち。 初めは、なかなか慣れなかった彩花も、ある人物との出会いからだんだんと心を開いていきます。


不登校に一旦なってしまうと、どんどん行くタイミングを逃してしまいますね。 社会人なら首になってしまいますが、学生は逆につらいことになって行きます。 このもみの家は、だんだん慣れてくると、居心地がよくなる気がします。

しかしこの家にいる若い子たちは、おそらく自分の道を見つけようという気になって行くんでしょうね。 それは自分で働いて育てた米や野菜を食べているうちに、何か自分のできること、生活することに目覚めていく、気がついて行く、挑戦していくんじゃないでしょうか?
清々しい作品、久しぶりでした。


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彩花はもみの家にやってくる

 

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優しい泰利と恵

 

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全員で食卓を囲む

 

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お米も自分たちで

 

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そんな時ハナエと出会い

 

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ここにも慣れてくる

 

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