2018年作品、ホ・ジョンホ監督、キム・ミョンミン チェ・ウシク イ・ヘリ イ・ギョンヨン出演。
中宗22年(1527年)、朝鮮は国中に疫病が蔓延していた。 そんななか、宮廷の背後にそびえる仁王山に“物怪(ムルゲ)”が現れるという噂が流れる。 ムルゲと遭遇すると、たとえ逃げおおせたとしても疫病にかかり、悲惨な死を迎えるという。
民衆が恐怖と混乱に陥るのに乗じて、11代中宗王(パク・ヒスン)を失権させようという計略が密かに動き出す。 陰謀を察知した王は、民衆の不安と朝廷の危機を一掃するため、かつて政争により朝廷から追放された朝鮮国最強の武人ユン・ギョム(キム・ミョンミン)を呼び戻す。 ユン・ギョムは力を失いつつある王と疫病に苦しむ民衆を救うため、長年の同僚であったソン・ハン(キム・イングォン)、ずば抜けた弓矢の腕前と医術の知識を持つ愛娘ミョン(イ・ヘリ)、ミョンに恋心を抱く優秀なホ宣伝官(チェ・ウシク)とともに、ムルゲの棲む仁王山へ向かうが……
本当にムルゲはいるのか?そこがポイントのお話ですね。
監督はホ・ジョンホ、作品を見るのは初めてですね。
主役はキム・ミョンミン、「V.I.P. 修羅の獣たち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15573704 が近作ですね。
キム・イングォンは、「神の一手」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/14956560 に出演していました。
ヒロインはイ・ヘリ、彼女は活発でいいですね。 今後見て行きたい女優さんです。
そしてもう一人チェ・ウシク、もちろん公開中の「パラサイト 半地下の家族」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/01/23/060000 ですよね。
物語は、16世紀の挑戦。 疫病がはやり、罹患した民衆はことごとく殺され感染を防いでいました。 そしてその時のむごい政策に、ユン・ギョムは政策に逆らい追放され、同僚のソン・ハン、娘のミョンと隠遁生活を送っています。
しかしそこにホ宣伝感が訪ねてくるんです。 “ムルゲ”という怪物のうわさが国中に広がり、さらに再び疫病がはやってきていることに、中宗王が困っているので助けてほしいということだでした。 戻ることはないと思っていたユンでしたが、王には恩義があり、もう一回王のために尽くそうと登城します。
しかしそこは陰謀渦巻く状態になっていました。
これは史実ということなんですね。 じゃあムルゲって本当にいたのか? もしかしたら、ここまでではないかもしれませんが、実際に疫病のもとになった生物がいたかもしれませんね。 今作は「グエムル -漢江の怪物-」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/11/04/180000 のもとになったお話かもしれませんね。
後半は特撮アクションのようになっていますが、なかなかの快作です。
王に請われて都に戻ってきたユン
ホ宣伝官が付き従う
弓の名人のミョン
しかし都は陰謀が渦巻いていた
本当にムルゲはいるのか?
そしてとうとう巨大生物が