2024年作品、ホ・ジノ監督、ソル・ギョング チャン・ドンゴン キム・ヒエ クローディア・キム ホン・イェジ キム・ジョンチョル チェ・リ ユ・スビン出演。
兄ジェワン（ソル・ギョング）は、道徳よりも物質的な利益を優先して生きてきた弁護士。仕事のためなら、殺人犯の弁護でさえも厭わない人間だった。 年下の２人目の妻ジス（クローディア・キム）や 10 代の娘・へユン（ホン・イェジ）らと共に豪華マンションに住み、家事は家政婦がこなす誰もがうらやむ暮らしだ。
一方、小児科医として働くジェギュ（チャン・ドンゴン）は、どんな時にも道徳的で良心的であることを信念に生きてきた。 年長の妻ユンギョン（キム・ヒエ）と 10 代の息子・シホ（キム・ジョンチョル）と共に住む彼は、老いて痴呆気味になった母（ピョン・ジュンヒ）の介護にも献身的に当たり、品行方正な日々を送る。 まったく、相容れない信念に基づいて生きてきた兄弟。 しかし２人は、それぞれの妻を伴って月に１回、高級レストランの個室に集い、ディナーを共にする。
レストランではお得意様であるジェワン夫妻が常に優先され、兄弟家族同士の会話はどこかぎこちない。 ディナーが行われた夜、時を同じくある事件が起こり、満ち足りた日々を送る家族が想像だにしなかった衝撃の結末を招き寄せる。
監督はホ・ジノ、「世宗大王 星を追う者たち」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/09/23/180000 他1本記事がありますが、時代ものだけで、今回初めて現代劇の記事となります。
ソル・ギョングは、「THE MOON」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/07/22/060000 に出演でした。
チャン・ドンゴンは、「七年の夜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/04/22/180000 他多くの出演記事がありますね。
キム・ヒエは、「THE MOON」 「死体が消えた夜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15822185 に出演でした。
そしてクローディア・キムは、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15779978 他多くの韓国以外の作品にも出演ですね。
今作はなかなかのサスペンスドラマでした。 やり手で裕福な弁護士の兄、誠実でどんな患者にもしっかりと向き合い医師の弟、しかし地方の母の面倒を見ているのは弟の方でした。 その理由は、兄は妻を亡くし、新しい若い妻を迎え新たに子供が生まれたことで、母の面倒を見れなくなったというのが理由でしたが。
もちろん新しい若い母に、娘は全く寄り付かず、一定の距離を保っていました。
そして弟の一人息子は、いじめられっ子で同い年の従兄弟同士はそこそこ仲が良かったんですが。
ラストは衝撃でしたね。 そしてこれで終わりではなく、この二つの家族はもっと過酷な展開が予想される後味の悪いお話でした。
