韓国にあるアメリカ空軍烏山基地内で、アメリカ人医師が助手の韓国人に薬品を下水に捨てるよう指示をした。 韓国人は下水が漢江に直接流れているので、禁止されていることを進言するが、アメリカ人医師は、君も漢江のような大きな心で職務を遂行したまえと言い、韓国助手に薬品を流させてしまう。 何日か経て、漢江で釣りをしていた男性が尾ひれが複数ある異様な魚を見つけるが、川に流してしまうのだった。
さらに何日か過ぎたころ、河川敷で商売を営むガンドゥ(ソン・ガンホ)一家は、小屋で家族一団となってテレビを見ていた。 その理由とは、ナムジュ(ペ・ドゥナ)のアーチェリー大会だった。 惜しくも彼女は3位に終わってしまう。
カンドゥは河川敷でシートを敷き、楽しんでいる客にビールとおつまみを届けようと外に出たが、何やら人だかりが出来ていた。 その場所へ行くと、橋にぶら下がっている得体の知れない異様な生物が目の前に飛び込んできた。
その生物はゆっくりと川の中に沈みこんだかと思うと、川から出て、河川敷の人々を襲い始めた。 カンドゥの店も破壊され、カンドゥは娘のヒョンソ(コ・アソン)の手を取り、無我夢中で生物から逃げる。 しかし、多くの人が逃げ回る中、ヒョンソは父からはぐれ、生物にさらわれてしまう。 カンドゥは必死になり、生物を追いますが、圧倒的な力をまえになすすべもなかった・・・
大ヒットした韓国モンスター作品ですね。
監督はポン・ジュノ、新作も公開されますが、「スノーピアサー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11083676.html が近作の記事ですね。
主演はソン・ガンホ、「タクシー運転手 約束は海を越えて」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15488976.html は、実際の事件を題材にした秀作でした。
そしてペ・ドゥナ、もう彼女も40歳ですね。 最近は主婦役もしますが、やはり可愛いですね。「トンネル 闇に鎖された男」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14934373.html では主人公の妻役をしていました。
物語は、アメリカ人医師の軽はずみな行動から、恐ろしいモンスターが誕生してしまうお話です。 突然変異で巨大化したモンスターが漢江で大暴れをしてしまいます。 人間はどんどん食われていきますが、中には非常用なのか、自分の巣にえさを持っていくこともあるようです。
そんな中、ガンドゥ一家は河川敷に住んでいました。 しかし怪物が現れ、ガンドゥは一緒に逃げていた次女のヒョンソをさらわれてしまうんですね。 泣き叫ぶガンドゥですが、この後彼は確保されてしまうんです。
今作は、韓国史上空前にヒットになったモンスター作品でした。 日本ではそこまでヒットしませんでしたが、なにかわかる気がします。 日本人はこういう作品にはコメディ要素は排除したがりますからね。
結構仲がよい家族だった
しかしいきなり怪物が
逃げ惑うカンドゥ
そしてヒョンソを見失う
そして怪物の捕らえられ
暴れる怪物