2018年作品、西海謙一郎監督、林遣都 柳俊太郎 前野朋哉 池田エライザ出演。
見晴らしの良い田舎町。 とある歯科医院を見張るように停車する車には目刺し帽を被り、黒いスーツの男が3人乗っていた。 引き返そうとする一人の男を鼓舞するように「もう後戻りはできない。」そう言い切るリーダー格の男。
発端はその数週間前。 父親の病気を機に東京から地元に戻ってきた国森(林遣都)と幼馴染の吉村(柳俊太郎)・高杉(前野朋哉)は4年ぶりに再会した。 懐かしいあだ名で呼び合う3人。 一人偉そうな態度をとる国森。 しかし、実は音楽活動すらしていないという後ろめたさがあった。
長身で見た目も良いが同僚に誘われても断り続けていた吉村。 彼なりのコンプレックスがあり、同僚に触れられることを全力で拒否する彼を迎えに来た二人。 コンビニの前で近況を報告する3人。 なんで地元に戻ってきたのかと問われ、見栄を張る国森。
3人の前を色気溢れる美女が通る。「もうしたか?」と2人に確認する国森。 3人ともにいまだ童貞であることに安心した国森は「しようと思えばできる」と見栄を張り続ける。 その場を離れようとする3人は学生を恐喝する不良気取りの同級生を見かける。しかし、助けたがる高杉を止めてそのまま見捨ててしまった。
3人で訪れた居酒屋で2人の女の子をナンパした吉村。 国森が東京に住んでいたことや音楽をやっていると紹介すると、案の定食いつかれ見栄を張る国森。 そこへ学生時代から吉村をいじめていた地元の不良気取りの“プーチン”こと中出(石垣佑磨)が訪れる。 昔からの恥ずかしいあだ名を晒される3人。
「ダメなやつはどこに行ってもダメ」と中出に蔑まれ、強がる国森。 そんな国森を見て、高杉の現実を伝える発言で気まずい空気になるも、改めて一緒に童貞脱出を誓う3人だった。
実家に帰った国森は父親から説教され、ふてくされながら自分の名前を検索してみる。検索結果がひとつもでないことに実績の無さを痛感し、掲示板で仲間を探そうとするも「カスばっか」と強がる国森だった・・・
ある意味青春作品ですね。
監督は西海謙一郎、作品は初めて見ます。数作監督作がありますね。
主演は林遣都、「劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2019/09/03/060000 が近作ですね。 新作はお休みのようですが。
そして柳俊太郎、「勝手にふるえてろ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15296242 にチラッと出演でした。
前野朋哉は、「嘘八百」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15316842 に出演していました。 続編が公開されますね。
でもなんと言っても今作は池田エライザ、「貞子」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15968010 が主演作ですね。 今作ではなかなか大胆な役どころでした。
物語はこの後笛子が登場します。 そして冒頭のターゲットが彼女なんですね。
童貞を捨てられない3人は、どうやっても壁を越えられません。 そしてある男に弟子入りを懇願します。 それはターミネーターと呼ばれている男で、強姦魔と噂されているんですね。 しかし、なんと彼に惚れているのが笛子でした。
今作は、笛子役のエライザがなんとも大胆な演技ですね。 こんな役をしていいんでしょうか? といえるほどですが、さすが女優として肝が座っていて、最近は製作サイドにも興味があるようですね。 どうしても3人のふにゃふにゃ男よりも、彼女の存在ばかり目が行く作品です。
童貞の3人
瓶ビールをそのまま飲む笛子
中出は彼女と
あるゲームを
笛子はこの男にあこがれている
そして3人はある計画を